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ブックマーク / note.com/yuyu2000_0908 (3)

  • 「それは私の仕事じゃないから」じゃないわ|末次由紀

    7月7日の夕刻に出た4度目の緊急事態宣言。その波紋が、冷えた赤いグラデーションで周囲に広がっていくような七夕でした。 国が出した東京の緊急事態宣言で、一瞬で消し飛ぶ小中高の修学旅行の話。林間学校中止の報。準備をしていた生徒さんたちの涙を慰めようもない親御さん達の憤り。 赤く暗いのは、希望を奪われた悔しさの波です。 夕方にちはやふる基金の代表理事から「かるたの高校選手権は開催の方向ですが、もしこれで宣言が出た地域の高校が出られないなんてことになったら・・・」との話を聞き、目の中にバチンと電気が走りました。 例えば、30校を超えるかるた部が参加してくれた東京都予選。例年なら2校出場枠があるのに今年はコロナ対策で1校だけが全国大会に出られます。 そこには「たかが2が1になっただけ」なんてとても言えないくらいの無念さがあるのです。 それが「0」になるとするならば、その説明には圧倒的な説得力が必要で

    「それは私の仕事じゃないから」じゃないわ|末次由紀
    mythm
    mythm 2021/07/09
  • 去年買ってよかったものと女性のパフォーマンスの話|末次由紀

    唐突ですが、去年買って人生が少し変わった品物を紹介します。 女性の方にまずお伝えしたいけど、男性にも読んでほしい。 世界の半分は女性の体を持ち、人間は女性しか今のところ産むことができないので、知ってて欲しいことがたくさんあります。 その品物、それはズバリ生理用品。 シンクロフィット https://www.sofy.jp/ja/products/syncrofit.html Nagiの吸水ショーツ https://nagi-jp.com です。 中学生で月経が始まり、それから30年近くたつのに、もうベテランというか大御所の域に達しているのに、まだ油断して服を経血で汚してしまうことがある自分。 学生の頃ももちろん変わらずうっかり者で、生理用品を持ち忘れてたり、ナプキンを替え忘れてたり、制服を汚してしまってカバンでおしりを隠しながら帰ることもありました。 家族が見てない早朝の洗面台で、冷たい水

    去年買ってよかったものと女性のパフォーマンスの話|末次由紀
    mythm
    mythm 2021/01/21
    シンクロフィットはマジでいいけどAmazonの定期便でも頻繁に品切れ起こしてるんだよね…。普及しているのは良いことなので、もっとそのへんで売ってほしい!
  • 「鬼滅の刃」に焼かれる心が、深い愛で救われた話|末次由紀

    12月3日。その日は日中がソワソワしていました。「鬼滅の刃」23巻(最終巻)の発売前日で、書店はどこも「歴史的な品出し」を控え、良い意味で戦々恐々とし、朝刊五紙に広告が載るという情報も大きな話題に。 コロナ禍で痛む社会の中で、「鬼滅の刃」のあらゆることが明るく勢いのあるニュースとして駆け巡っていました。 私もジャンプ連載中から読んでいて、大好きな作品です。 でもどうしてか、漫画家だからか、「超記録的な売れ方をする大ヒット作品」の話題を家族にされるたびに「そこまで売れることができていない自分」を引き合いに出されているような気持ちになりました。 どういう時に物を作る人間が作れなくなるのか知っていますか。 「嫉妬」に囚われた時です。 素晴らしい作品が生まれ、それが大きく世界に愛され、一代ムーブメントが起こる。その度に、似たフィールドにいる人間は身を焼かれるような思いをします。「自分は何をやって

    「鬼滅の刃」に焼かれる心が、深い愛で救われた話|末次由紀
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