化学者のつぶやき 紫外線に迅速応答するフォトクロミック分子 2009/5/11 化学者のつぶやき, 論文 コメント: 0 投稿者: cosine “A Fast Photochromic Molecule That Colors Only under UV Light” Kishimoto, Y.; Abe, J. J. Am. Chem. Soc. 2009, 131, 4227. doi:10.1021/ja810032t 既にあちこちで話題になって久しいですが、青山学院大学・阿部二郎准教授らによって開発された分子です。この分子は紫外線(UV)を照射することで呈色し、照射を止めると色が消えるというフォトクロミズム現象を示します。 原理は1960年に報告されていた分子[1]、ヘキサアリールビイミダゾール(hexaarylbiimidazole;HABI)が、2,4,5-トリフェニ
発表・掲載日:2007/07/02 レチナール分子1個の動的観察に成功 -「ものが見える」仕組みの第一段階を単分子レベルで観察- ポイント 目の網膜内で光により形を変えるレチナール分子の構造変化を単分子レベルで観察。 カーボンナノチューブに閉じ込めたレチナール分子のシス・トランス異性体の識別に成功。 生体機能を原子・分子レベルで解明する新手法であり、幅広い応用が期待される。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)ナノカーボン研究センター【研究センター長 飯島 澄男】カーボン計測評価チームの 末永 和知 研究チーム長と劉 崢 研究員および、ナノテクノロジー研究部門【研究部門長 横山 浩】自己組織エレクトロニクス研究グループの片浦 弘道 研究グループ長と柳 和宏 研究員らは、独立行政法人 科学技術振興機構【理事長 沖村 憲樹】(以下「JST」という)と共
図3. 光子情報を蓄えていない4つの分子が、可視光照射により光子を蓄えたオン状態へ変換し、さらに紫外光照射によりオフ状態へもどる様子。 拡大 九州大学大学院 工学研究院 応用化学部門 教授 入江 正浩 氏 100万枚のDVDが1枚のディスクになる日 〜 ジアリールエテンの開発と応用 〜 氷砂糖のような無色の結晶に紫外光を当てると、結晶はたちどころにルビーのような赤に変わる。ある結晶は青に、ある結晶は黄色に・・・・。着色した結晶は可視光を照射すると、一瞬にして元の無色に戻る。 この不思議な結晶こそ、入江氏が1988年に開発したジアリールエテンだ。これら一群の化合物は、中央にエテンの環があり、その両側にアリール基が結合した構造をもつ。紫外光を照射すると中央のヘキサトリエン部が開環構造から閉環構造へ変化し、可視光を照射すると元に戻る。この構造変化が、色の変化をもたらし、置換基の違いにより
理工学部 化学・生命科学科阿部二朗准教授は (高速フォトクロミック化合物)の開発に世界で初めて成功し、関東化学株式会社より製品化されることになりました。 理工学部 化学・生命科学科 阿部二朗准教授は、この度、紫外光を照射した時のみ、無色から青色に発色する新しい有機化合物(高速フォトクロミック化合物)の開発に成功しました。研究成果は米国化学会発行ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・ケミカル・ソサイエティの4月1日号に掲載されます。さらに米国化学会から世界に向けてプレス・リリースされることになりました。また、この化合物は関東化学株式会社より製品化されることになり、第19回ファインテック・ジャパン(2009年4月15日~17日・東京ビッグサイト)で展示されます。 同研究グループが昨年夏に発表した高速フォトクロミック化合物は、紫外光照射することで無色から緑色に発色し、光照射を遮ると約200ミリ秒
青山学院大学 理工学部 阿部二朗准教授らは,紫外線を照射することで無色から青色に発色する有機フォトクロミック化合物を開発し,製品化することを発表した(ニュース・リリース)。今回開発したフォトクロミック化合物は,紫外線を遮ってから約30msで無色に戻る。高分子フィルム中では約20msで消色するという。加えて,発色・消色を繰り返しても特性が劣化しにくい優れた耐久性を示す。製造は関東化学が手掛け,2009年5月1日に販売を開始する。 フォトクロミック化合物は,太陽光の下で瞬時に発色し,室内に入ると瞬時に無色に戻る変色型の調光サングラスなどに利用できる。このほか関東化学は,3次元ホログラフィを利用したディスプレイや記憶素子などへの応用に期待する。 阿部准教授らは,2008年夏,紫外線を照射すると無色から緑色に発色する有機フォトクロミック化合物を発表している。調光サングラスに使用されいるフォトクロミ
フォトクロミック化合物を用いたフルカラーリライタブル 表示メディア Photon-Mode Full-Color Rewritable Image Media Using Photochromic Compounds 平野 成伸* Shigenobu Hirano 高橋 裕幸* Hiroyuki Takahashi 川島 伊久衞* Ikue Kawashima 要 旨 フォトクロミック化合物を用いた光書き換え型のフルカラーリライタブル表示メディアとして, 3原色(イエロー,マゼンタ,シアン)を各々発色する3種類のフォトクロミック系フルギド化合 物を開発し,白色基板上に混合塗布することで表示メディアを作製した.この表示メディアに3 波長(ブルー,グリーン,レッド)の可視光を照射することによって画像形成を試みた結果,広 い色相範囲に渡る色表示,80%以上の高い白反射率,45以上の高
Thank you very much for visiting TCI’s website. Our URL has been changed to www.TCIchemicals.com. Please access this address moving forward. * Please note that soon this page will not be accessible. 東京化成工業のウェブサイトを利用くださり,誠にありがとうございます。 弊社ウェブサイトのURLは,www.TCIchemicals.com に変更となっていますので, 今後はこちらにアクセスくださるようお願いいたします。 ※当ページは近日中にアクセスできなくなりますので,ご了承ください。 非常感谢您访问TCI网站, 我司新网址已更改为www.TCIchemicals.com, 请通过该链接浏览网页。
このウェブスペースへは、まだホームページがアップロードされていません。 早速、エックスサーバー上へファイルをアップロードしてみましょう。 アップロードの方法などは、サポートマニュアルをご参照ください。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く