宇宙航空研究開発機構 JAXA について [組織情報] プロジェクト [活動内容] ファン!ファン!JAXA! [コミュニティ] サイトコンシェルジュ [お問い合わせ・FAQ] 宇宙航空研究開発機構 English TOP > プレスリリース > SMILESの観測ミッション終了と今後の運用について Tweet SMILESの観測ミッション終了と今後の運用について 平成23年1月19日 宇宙航空研究開発機構 本日開催された宇宙開発委員会において、下記のとおり報告をいたしました。 SMILESの観測ミッション終了と今後の運用について (PDF:1.11MB) 問い合わせ先: 関連資料: 関連リンク: 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター 2011年1月のインデックス © 2003 Japan Aerospace Exploration Agency
国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」に設置され、昨年4月に故障した大気観測装置「SMILES(スマイルズ)」について、情報通信研究機構と宇宙航空研究開発機構などは19日、原因を回路のショートと断定、復旧を断念した。宇宙開発委員会で報告した。1年の予定だったオゾンホール周辺の観測は半年で終わったが、臭素の分布などで新しいデータが得られた。3年ほどかけ分析する。 昨年4月21日、電波を発信する装置が止まり、復旧を試みたが回復しなかった。宇宙飛行士の船外活動で部品を交換する案も検討したが、数億円かかり、1年以上先となるため断念したという。SMILESの開発費は約35億円。 観測機器を冷やす冷凍機の不具合も見つかった。今後の観測衛星にも使われるため、原因究明を続けるという。
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