タグ

2010年11月19日のブックマーク (2件)

  • 「天使と悪魔」に登場…反物質、瓶閉じこめ成功 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    の理化学研究所など8か国の国際研究チームは、宇宙創成の際にできたとされる「反物質」の一種、反水素原子を瓶の中に閉じこめることに初めて成功した。 18日の英科学誌「ネイチャー」電子版に発表する。 研究チームは、欧州合同原子核研究機関(CERN)の装置を活用。加速器で作った反陽子と陽電子を特殊な瓶に入れて、磁場の中に閉じこめ、電気的な力でゆっくりかきまぜることで反陽子と陽電子1個ずつを結びつけ、反水素原子を生成。余った反陽子と陽電子を取り除き、反水素原子だけを瓶の中に封じ込めた。実験後の計測では、計38個の反水素原子が0・2秒間存在したことを確認した。 反物質は、ダン・ブラウンの小説「天使と悪魔」で、ごく微量でも大規模な爆発を起こす爆弾の材料として登場するが、今回の手法では短時間に消滅してしまい、爆弾に使える量をためるのは不可能という。

  • 大きめ粒子もイトカワ産?観察精度の向上期待 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    小惑星イトカワから地球に帰還した探査機「はやぶさ」の試料容器から見つかった細かい粒子はイトカワの鉱物であることが確認されたが、同じ試料容器内で見つかっている0・1ミリ・メートルほどの大きめの粒子もイトカワのものである可能性が高いことが16日、明らかになった。 大きい粒子を試料として使えれば、たとえば結晶構造などがより詳しく観察でき、太陽系がどのような温度変化を経て現在に至ったのかがより詳しくわかるという。宇宙航空研究開発機構は、この大きめの粒子がイトカワ由来かどうかを年内に確認する予定だ。 はやぶさの容器内では、0・001〜0・01ミリ・メートルほどの細かい粒子が電子顕微鏡による観察で見つかった。分析の結果、1500個ほどあった岩石質の微粒子すべてがイトカワ由来であることが確認され、宇宙機構が16日、発表した。