国産測位衛星「みちびき」で位置精度誤差3センチメートル以内を実証 土・測・建.com管理人 (webmaster) 2010-12-29 0コメント 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱電機などが三菱の鎌倉製作所(神奈川県鎌倉市)でみちびきの性能を確認する公開実験をした。 実験では時速20キロメートルで移動する車(モービルマッピングシステム)が従来のGPS信号を受信したデータをみちびきの信号で補正し、移動の軌跡を3センチメートルの高い精度で追えることを確認した。時速80キロメートルでも同等の精度が出るといい、従来のGPSだけの場合の精度(10メートルどまり)を一気に約300倍高めた。 ただ、みちびき1基だけでは8時間しか日本上空をカバーできず24時間の運用には最低でも、あと2基の打ち上げが必要である。米国のGPSに依存せず同等の精度を常時可能にするには、あと6基打ち上げなければなら