進化生物学者のリチャード・ドーキンス(Richard Dawkins)氏にちなんで「ドーキンシア(Dawkinsia)」と命名された魚類の新しい属「ドーキンシア(Dawkinsia)」の小型淡水魚(2012年7月15日提供)。(c)AFP/HO/Rohan Pethiyagoda 【1月25日 AFP】地球上の生物の大半が発見以前に絶滅してしまうという懸念は「杞憂」だとする国際研究が25日、米科学誌サイエンス(Science)に発表された。 地球全体で1億種の生物が存在し、それらが10年ごとに5%の割合で絶滅しており、したがって多くの生物種が発見される前に絶滅してしまっているとする説について検証を試みたニュージーランド、オーストラリア、英国の合同研究チームは、この推計は未知の生物種の数を過大に推算していると結論付けた。 研究チームによれば、既に約150万種の動植物が分類されており、統計モデ