「競争を拒む」若者の心理と意外な孤独感:日経ビジネスオンライン そりゃ「競争しろ競争しろ」とだけ言われても、やる気になるわけがない。これは、親から「勉強しろ勉強しろ」とだけ言われるのと同じだ。親から「勉強しろ勉強しろ」と駆り立てられてした勉強が、はたして自分の血肉になるのだろうか。何か、肝心の部分が成長していないような、早く成長したわりには中身が空っぽの竹のような、そのような結果にしかならないような気がする。 「競争しろ競争しろ」と駆り立てられると、ひねくれ者の私は、「あなたたちから見て、熱心そうに見えれば満足なんですか?それがお望みなら、私、熱心なふりだけしますけど」と思ってしまう(笑)。「競争しろ競争しろ」と言うのは、精神論根性論だ。精神論は「見かけ」を重視する。実際に熱心かどうかではなく、上司や監督などから見て、熱心に見えるかどうかが大事なのだ。 実際、日本の「カイシャ」は、仕事をし