米サンフランシスコで開催されたGDCで21日(現地時間)、ゲームリパブリック代表取締役社長の岡本吉起氏が「改造という創造」と題した講演を行い、開発に携わったゲーム開発のエピソードについて、ユーモアを交えて語りながら、自身のゲームデザイン哲学を「結合」「分離」「調整」という3つのキーワードで説明しました。 岡本氏は元カプコン専務取締役として『ストリートファイターII』『バイオハザード』シリーズをプロデュースするなど、ゲームファンに著名なクリエイターです。2003年に退社後はゲームリパブリックを設立し、SCEから発売された「GENJI」シリーズや、『ブレイブストーリー新たなる旅人』などの開発を担当しています。 岡本氏は初めに「ゲームは技術的進化を伴って発展するため、その最先端を走れば大きなビジネスチャンスに結びつきますが、僕はあまり得意ではありません」と切り出し、既存のゲームや他のジャンルの娯