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ブックマーク / diary.lylyco.com (3)

  • 「働きたくない」から「死にたい」までの距離は結構近い|ボクノタメニ泣イテクレ > 雑記

    「(それ以外にやりたいことがあるから)働きたくない」というのはいい。 問題は「働きたくない(が、他にしたいこととてない)」というケースである。これは要するに「したいこと」はないが「したくないこと」だけはあるという状態を意味する。そこで「働きたくない」という希望が叶ったらどうなるんだろう。まず、最も「したくないこと」が解消されてぽっかり空いた時間に自然と幸福が満ちてきたりはしない。世界はそう都合よくできてはいない。きっと、さしてすることもない休日がそのまま引き伸ばされたような、酷く密度の薄い時間がとろとろと流れ込んでくるだけだろう。そうして、また別の「したくないこと」が浮き彫りになってくる。 いちいち断るのも面倒だけれど、「したいこと」が「日がなごろごろすること」だったり「何もしなくていい時間をぼんやり過ごすこと」だったりするのは別に構わない。それは「(それ以外にやりたいことがあるから)働き

  • こんな時代に人生設計などすべきではない|ボクノタメニ泣イテクレ > 雑記

    身も蓋もないことをいえば、どうせ当には人生を設計なんてできない。 ・帰宅した。目がさえて眠れん。愚痴らせてくれ。 この匿名氏の見込みが甘かったとは、ぼくは思わない。年間約200万の25年ローン。博打だとは思う。が、年収630万時点でならさほど分の悪い賭けでもない。これで人生設計が甘いというなら、ローンを組んでいるすべての人が甘い。なにしろ、将来を約束されている人なんてひとりもいないのである。明日文無しにならないとも限らない。尋常にえてきた人間には、収入が増えないというだけでも十分に悲観的な展望だろう。大幅な減収や離職の可能性まで織り込んだ人生設計を立てる人間なんて普通はいない。「いつでも独りで死ねる準備をしておけ」ということにしかならない。 今、最悪の事態を想定して人生を設計することにどれほどの意味があるだろう。それこそ、ストリートでも生きられる強さを身に付けるくらいしか有効な設計図が

  • 匿名ダイアリーの自分語り=物語化という病|ボクノタメニ泣イテクレ > 雑記

    最近、こうした自分語りをはてな匿名ダイアリーで頻繁に見かける。 ・他人に興味を持つにはどうしたらいい? 過去の裏切り体験で他人への厚い壁を作ってしまった。よくある話すぎて失笑しそうになる。昨日取り上げた「勝ち組になれなかったこと」もそうだけれども、この手の自分語りは総じてこれ以上ないくらい陳腐だ。書き手の個別的な体験がまったく欠けている。誰かと別れるのも、誰かに裏切られるのも、誰かを裏切るもの、来は極めて個人的な体験のはずだ。ところが、こうした文章において、そうした個別性は一切排除されている。自分の体験を陳腐な物語に昇華し、客観化してしまっている。そこにあるのは、自虐的なナルシシズムと真情の籠もらないポエトリーだけだ。 もちろん、当人に表現力がないという問題はあろう。はっきりいえば、この種の文章のほとんどは丸きり紋切り型でつまらない。ただ、自分の物語をここまで陳腐化してしまうというのは、

    n-e
    n-e 2008/07/10
    "オリジナリティの多寡は、どこまで差異を認識するか"
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