アイスランド侵攻(アイスランドしんこう、Invasion of Iceland)は、第二次世界大戦においてイギリスが、1940年5月10日に中立国のアイスランド王国へ侵攻した軍事行動である。作戦名は「フォーク作戦(Operation Fork)」。 概要[編集] イギリス軍が上陸したレイキャヴィークの港と街 1940年5月10日早朝、イギリス海兵隊が中立国であるアイスランド王国の首都レイキャヴィークへ上陸し、侵攻作戦は開始された。抵抗もなく上陸した部隊は、速やかに通信網を封鎖し、戦略上の要所の確保およびドイツ人民間人の逮捕を行った。部隊は現地の輸送手段を徴発し、クヴァールフィヨルズル(Hvalfjörður)、カルダザルネース(Kaldaðarnes)、サンドスケイズ(Sandskeið)およびアクラネースへ移動、ドイツ軍の反撃時に予想される敵上陸・降下地点の確保を行った。数日のうちに対空