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asciiに関するn-segaのブックマーク (3)

  • Talpa memorandum

    橘玲の『「読まなくてもいい」の読書案内』を読んだので、感想とメモをまとめておく。 この、タイトルは『「読まなくてもいい」の読書案内』だが、実際には「読まなくていい」はほとんど紹介されていない。紹介されているのは、当たり前の話かもしれないが読むべきだ。他の読書案内と異なっているのは、”こういうは読まなくて良い”と、ばっさり切り捨てているところ。読むべきか・読まなくてもよいかの基準は、20世紀後半に爆発的に進歩した科学研究の成果に置いている。著者は、この時期に起きた科学研究の大幅な進歩を”知のビッグバン”、”知のパラダイム転換”と呼び、これ以前に書かれたは(とりあえず)読む必要がないと言い切る。古いパラダイムで書かれたは捨てて、新しいパラダイムで書かれたを読もうという話だ。ちょっと乱暴な分け方ではあるが、1980年代に大学生だった私には案外納得できるものだった。学生時代に最

  • 「アスキー」ブランドの技術書はもう出ないのかな(追記あり)

    鈴木嘉平さんのブログ「嘉平、編集やめるってよ」で、9月末を持ってアスキーブランドのいくつかの書籍編集部が廃止・解散したことが書かれています。 鈴木嘉平さんはアスキーがまだ単独の企業として勢いのあった頃から技術書をずっと手がけてきた人で、アスキーがKADOKAWAグループの一員となってからもエンジニア向けの技術書を作り続け、ある意味でアスキーブランドの技術書を守り続けてきたような人だった(と、僕がアスキーにいた頃から現在までそう思っている)のですが、嘉平さんが編集長だったハイエンド書籍編集部も9月末で解散したそうです。 嘉平さんはブログで「私が作ってきたような技術書が出版されるかどうかはわかりません。少なくとも、ハイエンド書籍編集部から10月以降に刊行するはずだった企画はすべて中止になっています」と書いていますので、おそらくこれでアスキーから続いてきた技術書の伝統が途切れてしまうのでしょう。

    「アスキー」ブランドの技術書はもう出ないのかな(追記あり)
  • Talpa memorandum

    橘玲の『「読まなくてもいい」の読書案内』を読んだので、感想とメモをまとめておく。 この、タイトルは『「読まなくてもいい」の読書案内』だが、実際には「読まなくていい」はほとんど紹介されていない。紹介されているのは、当たり前の話かもしれないが読むべきだ。他の読書案内と異なっているのは、”こういうは読まなくて良い”と、ばっさり切り捨てているところ。読むべきか・読まなくてもよいかの基準は、20世紀後半に爆発的に進歩した科学研究の成果に置いている。著者は、この時期に起きた科学研究の大幅な進歩を”知のビッグバン”、”知のパラダイム転換”と呼び、これ以前に書かれたは(とりあえず)読む必要がないと言い切る。古いパラダイムで書かれたは捨てて、新しいパラダイムで書かれたを読もうという話だ。ちょっと乱暴な分け方ではあるが、1980年代に大学生だった私には案外納得できるものだった。学生時代に最

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