液浸スパコン「kukai」を使って、Yahoo!知恵袋の“クソリプ”を検出してみた:ディープラーニング活用事例(1/2 ページ) 液浸冷却型のスーパーコンピュータ「kukai」を開発し、ディープラーニングのビジネス活用を進めるヤフー。最近では、Yahoo!知恵袋における不適切な質問や回答を自動検出するのに大きな成果を上げたという。 機械学習のビジネス活用が進んできている昨今、「いつも使っている身近なWebサービスが、実はAIで動いていた」といった例も増えつつある。 Web検索エンジンを持つ「ヤフー」もそんな一社だ。同社のデータ&サイエンスソリューション統括本部の角田直行氏によると、検索で使える音声認識や、Yahoo!ニューストピックスの見出し候補の生成、サムネイル用の画像切り抜き、そしてPV予測までもが機械学習によって行われているのだという。 数百人規模のデータ分析エンジニアを抱え、201