インターネットを利用して様々な課目を習得する「eラーニング」は、10年以上前から活発化している。すでに大きな利益を出しているサイトも少なくない。 ネット業界では長年、教育分野こそが最大にして最後の宝の山であるとの見方があった。そうしたなか、昨年から急成長を遂げている教育オンラインのサイトがある。 世界196カ国から230万人以上が参加 「コーセラ(Coursera)」だ。すでに日本のメディアでも取り上げられているが、あえてその伸張ぶりに注目してみたい。 2012年4月のサイト起ち上げ以来、今月14日現在参加者は世界196カ国から230万人を超えた。参加者がスタートから4カ月で100万人を突破したペースは、フェイスブックやツイッターを超えている。なにしろ現在でも1週間に7万人の新規参加者が加わっている。 コーセラとはいったいどんなオンライン企業なのか。そして急伸する理由と今後の課題は何なのか