OpenLDAPの設定と利用 田中美里, 三木光範, 廣安知之 ISDL Report No. 20071112003 2007年 07月 18日 本レポートでは, OpenLDAPのインストール後に行う基本的な設定について解説する. OpenLDAPとは, LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)の処理系であり, 情報資源の管理ツールとして普及が進んでいる. 尚, 本レポートにおいて使用したOpenLDAPのバージョンは2.3.30, また組み込みのデータベースであるBerkeleyDatabaseのバージョンは4.2.52である. 1 はじめに 本レポートでは, OpenLDAPのインストール後に行う設定について述べる. 具体的にはOpenLDAPの設定ファイルの変更と, ユーザの設定, ログファイルの出力について取り扱う.