物質を構成する究極の粒子と考えられているクォークは現在までに6種類見つかっていますが、今回はその中のひとつ「チャームクォーク」についてお話ししましょう。「チャーム」というのは「魅力的な」という意味をもつ英語ですが、はたしてどんな魅力があるのでしょうか。 チャームの発見と前史 チャームクォークは6種類のクォーク(図1)のうち4番目に見つかったものですが、その発見はセンセーショナルなものでした。1974年にまったく違う2つの実験がJ/ψ(ジェイ・プサイ)と呼ばれる新しい中間子を同時に発見したのです。 J/ψ中間子は、サミュエル・ティンが率いる米国ブルックヘブン国立研究所の陽子加速器を用いた実験と、バートン・リヒター率いる米国スタンフォード線形加速器研究所の電子陽電子衝突型加速器を使った実験でほぼ同時に発見されました。 特にスタンフォード研究所での発見はけた違いに大量の衝突事象の発生を伴
地面をどんどん掘っていったら、地球の反対側に出られるの? そう聞かれたら詳細はともあれ、多くの人が「出られない」と言うでしょう。地球の中がとても熱いことを知っているからです。ところが、地球の熱がどこから来るのかについては、意外なほど知られていませんでした。地球の中を調べる“道具”が限られているためです。 2005年7月28日、素粒子実験のグループ・カムランド(KamLAND)は、地球科学の新たなメスを発見したと科学誌Natureに報告しました。地球の熱源から到来した“地球ニュートリノ”を観測したのです。地球科学を専攻するスタンフォード大学ノーマン・スリープ教授が「進化(evolution)ではなく革命(revolution)!」と称える成果です。 カムランドは、反電子ニュートリノという素粒子を観測する装置です。2002年には原子炉から放射されるニュートリノを観測することで、別の大きな成
ただドミノが倒れていくだけでなく、ドミノ以外のものを使ってみたり、ドミノが倒れるのに合わせて橋や城が崩壊したり、ドミノが爆発したりとやたらと凝っていて目を楽しませてくれます。 詳細は以下の通り。Revver - NYM Project Video(QuickTime形式) 6分を超える内容ですが、どれだけの時間と個数をかけて作ったのかが気になります。ドミノを一つ一つ並べていく作業を考えると気が遠くなりそうですねこりゃ。
本棚の本を引っ張ると実は本棚の一部が隠し扉で、というのは誰もが映画などで見たことがあるシーンですが、それを家に作ってしまった人がいました。 詳細は以下の通り。三つ並んだ特に変哲のない本棚。 しかし一冊の本を手前へ傾けると… 隠し扉が開いた! スイッチとなる本の後ろに仕掛けがある。 本を引くことで中央のストッパーが上がり、扉が開くというわけ。 結構簡単な仕組みでできています。こういうのを設置できるスペースがあるなら作ってみるのも一興かもしれませんね。 その他の写真などはこちら。 Per Vivere [To Live]: Holly Shelf Unit, Batman! ・おまけ いろいろな隠し扉を作ってくれる会社。 THE Hideen Door COMPANY 階段下の棚を隠し扉にしてみる。 ワインセラーだって隠し扉になります。
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