【2007年3月6日 すばる望遠鏡 / 国立天文台 アストロ・トピックス(278)】 約3億光年離れた銀河から、細くたなびく謎の水素ガス雲が出ているようすが、すばる望遠鏡によって観測された。この雲は長さ約20万光年に対して、太さわずか6000光年ほど。観測史上類を見ない構造で、どのように形成されたのかも不明だ。 アストロ・トピックスより 銀河D100と、右上にのびる電離水素ガス。水素の電離輝線に対応する波長で撮影した画像(赤で着色)に、2種類の可視光波長(青、緑で着色)で撮影した画像を重ね合わせた擬似色画像。クリックで拡大(提供:すばる望遠鏡、国立天文台) 国立天文台と東京大学の合同研究グループは、すばる望遠鏡主焦点カメラと水素の電離輝線をとらえる特殊なフィルターによる撮像観測(注1)を行い、我々からおよそ3億光年離れたかみのけ座銀河団に属する銀河の1つ(D100)から、水素の電離ガスが細
世界初、携帯サイトからオーロラ中継画像を配信 【2007年2月28日 アストロアーツ】 オーロラのライブ中継プロジェクト「Live!オーロラ」を開発・運営している有限会社遊造(ゆうぞう)では、2月15日からau携帯の公式サイトとして「Live!オーロラ for mobile」を開始した。携帯電話のサイトとしては、オーロラのライブ中継は世界初のことだ。 有限会社遊造(ゆうぞう)は、24時間オーロラの中継映像を配信するWebサイト「Live!オーロラ」を昨年11月1日より開始し、以降アクセス数も順調な伸びを示している。さらに今年の2月15日からは、au携帯の公式サイトとして「Live!オーロラ for mobile」を開始した。 この携帯用サイトではPC版「Live!オーロラ」と同様にアラスカにある中継基地から送られてくるオーロラのライブ中継を常時楽しむことができる。また、オーロラの動画や静止
系外惑星からのスペクトルが初めて測定された 大気の分析、本格的に 【2007年2月22日 Spitzer News Room】 NASAの赤外線天文衛星スピッツァーによる観測で、系外惑星のスペクトルが恒星のスペクトルから分離され、大気の成分が初めて直接調べられた。大気中に「何が有るか」だけではなく、「何が無いか」もわかるようになり、ある重要な物質が無かったことに研究者たちは驚いている。 HD 189733bの想像図。厚いちりの層が、存在するはずの水やメタンを覆い隠していると研究者たちは考えている(提供:David A. Aguilar (CfA)) 「スペクトルの引き算」を説明する概念図。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/R. Hurt (SSC)) スピッツァーによってスペクトル(解説参照)が明らかにされた系外惑星は、ペガスス座の方向153光年の距離にある「HD 2
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