IT関連企業の新人研修でネットワークの基礎を学ぶ人は多いだろう。ネットワークや通信を学習するときに必ず最初に出てくるのが、通信の機能や役割を整理したOSI基本参照モデルである。通信に欠かせない機能をレイヤー1~7の七つに分類したものだ。 筆者は普段いろいろな仕事をしていて、「仕事をする」ことと「コミュニケーションをとる」ことは、ほとんど同じだと感じている。レイヤーが通信(コミュニケーション)に欠かせない要素だとしたら、それはそのまま仕事をする上で欠かせない要素と考えることができるはずだ。 そこで新社会人に向けて、通信のレイヤーから学べる仕事のコツを紹介したい。通信の仕組みと仕事のコツを同時に身につけてしまおう。多少強引なところや、個人の業務内容によってはあまりあてはまらないものもあると思うが、そこはご容赦いただきたい。「レイヤーって何?」という人は、これを機会にぜひ学んでほしい(参考記事)