2012年10月15日のブックマーク (2件)

  • 第1回:マザー工場システムが変化を求められているわけ(上)

    「予想以上に速いスピードで、パーッと世界展開と車種展開が広がりました。そして、海外26カ国に51の事業体を持ち、年間の生産台数が800万台という段階に来ていたわけです。…(中略)…。これだけグローバル展開が進むと、兵站(へいたん)線を整えなければならない。事実、兵站線は伸びきっています。…(中略)…。これまでのように社が世界中を支援し続けると、疲れ切ってしまいます」〔トヨタ自動車社長(2005年当時)の渡辺捷昭氏〕。 トヨタ自動車では、2000年半ば頃から、経営トップ陣が頻繁に「兵站線が伸びきっている」という表現を使うようになっている。世界中に多数の拠点を抱えたことで、末端の拠点まで支援の手が届きにくくなったり、国拠点の負荷が過重になるなどして、グローバル経営に支障をきたすようになっているのである。事実、21世紀に入ってから、トヨタ自動車は世界各地でたびたび大規模な設計・製造品質に関わ

    第1回:マザー工場システムが変化を求められているわけ(上)
    n-u-ki
    n-u-ki 2012/10/15
    「 本国工場が海外工場のものづくりを継続的に支援するということは、海外工場の数や生産規模が増大していけばいくほど、本国工場の負荷は増大し続けることを意味する」スケールしていない生産システムなんだな。
  • 第4回:開発プロジェクトのプラニング

    プロジェクトリーダーは、開発プロジェクトの開始にあたり、以下の書類を準備します。 ①プロジェクト・スコープ ②プロジェクト目標 ③プロジェクト・スケジュール ④予算計画 ⑤リスク想定表 ⑥プロジェクトメンバー・リスト プロジェクトリーダーは、まずプロジェクト・スコープを作成し、次に各メンバーに送付します。プロジェクト・スコープを見ると、一目でプロジェクトの概要を理解することができます。まず、個別に打ち合わせを行い、タスクにかかる時間、マンパワー、コスト、マイルストーン、必要機器、部品と材料の調達先など、各メンバーの業務全般について話し合います。プロジェクトリーダーは、この最初の聞き取り聴取により、スケジュールなど上記書類を作成し、キックオフ・ミーティングを招集します。ミーティングに提出される書類は最初のたたき台であり、メンバーにより詳細な検討が行われることになります。プロジェクトリーダーは

    第4回:開発プロジェクトのプラニング