スマートフォンには、毎日大量のメールが届きます。筆者の場合、利用したことのあるECサイトからの販促メール(ダイレクトメール)が最も通数が多く、次いでメーカーから届く新製品情報、仕事の取引先となっています。なお、友人や親族からのメールは年に1度も届くことはありません。 ダイレクトメールが多くても、大切なメールが埋もれるため困ってしまいますが、損害の出るレベルで困るのが、カード会社やAmazon、Appleなどを装ったフィッシングメールです。 「フィッシングメール」とは一体何でしょうか。何を目的にしているのでしょうか。それによる損害を被らない方法はあるのでしょうか。 個人情報をだまし取る 総務省では、フィッシングメールではなく、一貫してフィッシング詐欺という言葉を使って説明しています。以下に、説明文を引用します。 フィッシング詐欺とは、送信者を詐称した電子メールを送りつけたり、偽の電子メールか