はじめに CMakeを調べた経緯 CやC++でプログラムを書くときは普通何らかのビルドツールを使う。Unix/LinuxならMakeが多いだろう。Makefileにビルド手順を書くわけだ。一方WindowsでVisual Studio(以下VS)を使うときはVS上でビルドの設定を行い、その結果はプロジェクトファイル(.vcproj)に保存される。 そのため、Unix/LinuxとWindows両方に対応しようとすると、例えばソースファイルを追加するたびにMakefileとVSのプロジェクトファイルの両方を修正することになる。さらにEclipse CDTでも開発できるようにしようと考えたり、あるいは古いVS用のプロジェクトファイルが必要になったりすると、サポートするビルド環境がどんどん増えていく。 当然管理も面倒になり普段使わないものが段々放置され、ついにはビルドできなくなる。そしてそのこと