近年、大学や企業がセミナーや講演会を実施するなど、「リケジョ」として注目が集まる理系女子。女性が働くための支援体制が充実しているヤマハ発動機でも、材料技術部材料評価解析Grに在籍する木下千草氏をはじめ多くの理系女子が活躍している。 近年、大学や企業がセミナーや講演会を実施するなど、「リケジョ」として注目が集まる理系女子。しかし、統計局の調査によると、大学における理系学部の女性割合は、農学部で40%、理学部で26%、工学部11%と、未だに非常に低い状態にある。このように、男性社会のイメージが色濃く残る理系の道で、その最前線にいる女性たちはどのような生活をしているのであろうか。 ヤマハ発動機 <7272> の材料技術部材料評価解析Grに在籍する木下千草氏は、そんな職場で活躍している理系女子の一人。小さいころから数学が好きで、高専で電子工学を学び、大学に編入してまでも電子工学の研究に没頭したと