2015年3月13日のブックマーク (2件)

  • 東京新聞:一方的雇い止めに無効判決  竹の塚図書館元副館長が記者会見:東京(TOKYO Web)

    足立区立竹の塚図書館元副館長の女性司書(52)が、不当な雇い止めにあったとして指定管理者の業者を訴えた訴訟で、東京地裁の十二日の判決は、未払い賃金の支払いを業者に求めるとともに、女性の労働上の地位を認めた。しかし実際には、女性は元の職場で働くことはできない。判決後の会見では「戻るところはない」と複雑な表情で語った。 (中山高志) 霞が関の司法記者クラブで会見した女性は、勝訴により名誉回復が図られたものの、心境を聞かれると「緊張しているからだと思うが、こんな会社との争いに一年八カ月も費やしたことは情けない」と厳しい表情を見せた。 判決などによると、一一年八月、女性が勤務していた竹の塚図書館では、約二万冊の蔵書に磁気テープを張る新たな作業が課された。賃金は一冊当たり七円で、時給に換算すると約八百円の最低賃金を下回り、最低賃金法に違反すると判断し、館長に問題を指摘した。一二年一月、業者は女性に雇

  • 「シングルマザーの貧困解決」ひとつの道筋

    ひとりで子育てをしながら家計も支える。シングルマザーの経済的な困窮が話題になっている。 NHKが報道したネットカフェで生活する母子の話。また、『ひとり親家庭』(赤石千衣子著、岩波新書)、『シングルマザーの貧困』(水無田気流著、光文社新書)、『最貧困シングルマザー』(鈴木大介著、朝日文庫)など、一般向けの書籍でその困難が伝えられている。シングルマザー家庭を貧困に陥れる背景には、日社会の持つさまざまな問題があることを、今では多くの人が知っている。 よくあるパソコン教室では不十分 そういう中、ひとつの処方箋になりそうな事業がある。岩手県のひとり親支援NPO「インクルいわて」が手掛けた再就職支援事業「インクルーム」だ。専門用語では「中間的就労支援モデル」とか「包括的就労支援事業」と呼ばれるやり方で、もともと主婦だったり、外で働いていなかったなどのシングルマザーを精神的に支援し、職業訓練を施して再

    「シングルマザーの貧困解決」ひとつの道筋