前回は,タイムラインに作成したトゥイーンアニメーションから,Animatorクラスを使ったActionScriptのコードを起こす方法をご紹介しました。そこで今回は,作成したAnimatorクラスを制御する方法をご紹介します。Animatorクラスのメソッドやプロパティを使えば,アニメーションを再生するだけではなく,細かく制御できます。イベントを利用して任意のタイミングで指定した処理を実行させることも可能です。 図1のムービーでは,作成したアニメーションに対して,メソッドやプロパティを利用して様々な制御を実現しています。 アニメーションを制御・管理するメソッドとプロパティ Animatorクラスを使ったアニメーションでは,アニメーションの対象となるインスタンス(ターゲット)の動きを,「フレーム」という単位で管理しています。各フレームには,そのフレームでのターゲットの位置や変形,フィルタ等に