これを見て、いよいよ終身雇用制が崩壊した!とネタとして消費するのではあまりにももったいない。 本件は、22世紀に向けた「働き方」や「仕事とは何か?」を問う絶好の機会だと思う。 この機会に、そもそもなぜ日本企業は終身雇用制を採用してきたのか、メリットは何だったのか、なぜいまこのタイミングで終身雇用制を維持することが限界に達したのか、そして、この後、社会は、会社は、仕事は、働き方はどう変わっていくのかを考えてみたい。 過去の背景を知らないと、流れがわからない。流れがわからないと、未来が予測できない。いまを生きるビジネスマン・ビジネスウーマンは2060年頃まで働くが、その子ども世代は22世紀に向けて働くことになる。 これからどんな社会になっていくのか、どのような働き方に変わっていくのか。断片的な点としての知識を線としてつなげることで、過去・現在がつながり、未来を予見する解像度を上げることができる