COVID-19 という黒船で、半ば強制的に推し進められたリモートワークだが、一時的な対処策ではなく半永続的に付き合い続ける新しい働き方と捉える見方が強まっている。COVID-19 の対策については、感染症の専門家から早い時期から、完全な根絶は難しいのでうまく付き合いながら新しい生活様式(New Normal)を創り出すことの重要性が主張されてきた。それが、6月に入ってからようやく本腰を入れて考えられるようになってきたように思う。 中にはリモート疲れで、元の生活様式に戻りたいという声も聴かれるが、恐らくは元の生活様式に完全に戻ることはないだろう。それほどまでに、社会は既に大きく変化してしまったし、完全に戻るにはCOVID-19のワクチンができる必要がある。ワクチンはそう簡単にできないし、ワクチンがないということは元の生活様式に戻った途端にパンデミックが再発するリスクは依然として存在する。悲