関西を中心に、麻疹(はしか)の感染者が急増しています。8月14日に千葉市の幕張メッセで開かれたジャスティン・ビーバーのコンサートに来場した男性が麻疹に感染していたことが24日に報道され、さらに30日には関西国際空港での集団感染について、空港を運営する関西エアポートが「空港内従業員の『麻しん(はしか)』感染について」というタイトルのプレスリリースを発表しました。こうした報道を受け、医療機関ではどんなことが起こっているのでしょうか。大阪市の太融寺町谷口医院院長、谷口恭さんに聞きました。 ◇「MRワクチンをうっておけば…」 受付では鳴りやまない電話、診察室では後悔のため息……。9月前半の谷口医院の状況を表せばこのようになります。 関空の職員が多数麻疹に罹患したことが大々的に報道されると、関西の(そしておそらく関西以外の地域も)医療機関に問い合わせが殺到しました。谷口医院も例外ではなく、8月
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