5月20日、中国が割安なロシア産原油の輸入をひそかに拡大していることが、海運データや石油トレーダーの話で分かった。中国・南通のシノペック石油施設で2019年6月撮影(2022年 ロイター) [シンガポール 20日 ロイター] - 中国が割安なロシア産原油の輸入をひそかに拡大していることが、海運データや石油トレーダーの話で分かった。ウクライナ侵攻後、欧米の買い手がロシアとの取引から手を引いたことで生じた空白を埋めているという。 船舶追跡を手がけるボルテクサ・アナリティクスの推計によると、中国のロシア産原油の海上輸入は5月に過去最高に近い日量110万バレルに急増する見込み。第1・四半期は同75万バレル、2021年は同80万バレルだった。 海運データ、ロイターが閲覧した船舶ブローカーの報告書、トレーダー5人によると、中国石油化工(シノペック)のトレーディング部門である中国国際石油化工聯合(ユニペ
![中国、割安なロシア産原油輸入ひそかに拡大 欧米の穴埋める](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/424e572e00d73bb5789283d520fff38618a460b5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjp.reuters.com%2Fpf%2Fresources%2Fimages%2Freuters%2Freuters-default.webp%3Fd%3D189)