安倍晋三首相は1日、年頭所感を発表し「憲法が施行されてから60年になる。新しい時代にふさわしい憲法を、今こそ私たちの手で書き上げていくべきだ」と強調し、任期中の憲法改正実現に強い意欲を表明した。 その上で、改正手続きを定める国民投票法案の成立を今月二十五日召集の通常国会で目指す考えを示し、「憲法改正について国民的な議論が高まることを期待する」と呼び掛けた。 また、12月に閣議決定した道路特定財源の見直しについて「まず真に必要な道路予算の額を決めた上で、それ以上の揮発油税などの税収はすべて一般財源化する」と説明、「揮発油税」を明示した。 政権の最重要課題に掲げる教育改革では、(1)質の高い教育(2)家庭や地域の教育力の向上(3)教育委員会の在り方-を挙げ「教育再生会議で抜本的な施策案を検討し、政府全体で取り組む」と決意を明らかにした。 北朝鮮の核問題については「6カ国協議の枠組みで平和的、外