2015年10月21日に行われたエンタープライズアジャイル勉強会2015年10月セミナーでの講演『エンタープライズアジャイルと全体最適について ~アーキテクチャ設計とウォーターフォールの必要性~』の資料です。 Read less
情報処理推進機構 ソフトウェア高信頼化センター(IPA/SEC)は2017年1月31日、「『上流工程の作業不備に起因した手戻り』の解決を支援する」(IPA/SEC)ためのガイドブックを公開した。システム化計画の立案担当者向けと、システムを発注するユーザー企業向けの2種類を用意。それぞれ約200ページの文書で、IPA/SECのWebページから無償でダウンロードできる。 システム化計画を立案する際のポイントをまとめた文書が「システム再構築を成功に導くユーザガイド ~ユーザとベンダで共有する再構築のリスクと対策~」。システムの再構築プロジェクトで既存システムが存在することを前提にしている点が特徴だ。アプリケーションのみを変更するのではなく、システム基盤からアプリケーションまでのシステム全体を更改するプロジェクトを対象にしている。 文書では再構築手法の選択の考え方、現行システムの調査方法、新システ
システム開発における上流工程の課題解決により、ビジネスに貢献 ITシステムの役割が現場中心からビジネス中心へ、個別最適から全体最適へ、と変化する時代に、経営層がITシステム開発の上流に深くかかわることの重要性を2000年代に発信しました。以来10年が過ぎましたが、その間も上流工程の重要性が指摘されてきたにもかかわらず、上流工程の作業不備(手戻り)に起因した開発プロジェクトの失敗や運用後のシステムトラブルは無くなっていません。むしろ、ITシステムの大規模化・複雑化が進み、一部ではトラブルの発生数が増大しています。今後、システムが予想もしなかった相手とつながり、要求が多様化して複雑に深化すると、一つの不備が広範囲に影響し、社会に与えるインパクトは以前とは比較にならないほど甚大となります。 そこで、上流工程において歴然と変わらないシステム開発における問題への取り組みが大切になります。手戻りの問題
ソフトウェア開発にはどんな役割が必要だろうか。よくあるウォーターフォールの世界では「要件定義」「基本設計(外部設計)」「詳細設計(内部設計)」「実装」などといった名前で工程を分けることで役割を分けています。アジャイル開発のスクラムでは「プロダクトオーナー」「スクラムマスター」「チーム」といった名前で分けています。役割の名前が違えば、ソフトウェアのつくり方が違うかというと、そうではなくて「やるべきこと」は同じだと考えています。 ソフトウェアをつくる上で「やるべきこと」は何か ソフトウェアをつくる上で「やるべきこと」は何かをざっくりと分けてみます。 最初に、どんな困った問題を解決したいか、どんなことを便利にしたいか、といった根源的なことが思いつきます。次に、どうやって解決するか、何をつくれば良いか、というアプローチを考えます。そして、それを実際に動くようにプログラミングしていく訳です。 一人で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く