ブックマーク / agora-web.jp (2)

  • 物価連動国債で期待インフレ率が示せない理由 --- 久保田 博幸

    3月23日に財務省で国債市場特別参加者会合が開催された。このなかで財務省から4~6月期における物価連動債の発行額等について発行計画から1,000億円減額し4,000億円とし、その上で、4月と6月にそれぞれ200億円の買入消却入札を実施してはどうかとの提案がなされていた。 その理由として、2015年度においてBEIは低下傾向で推移しており、特に入札の度にBEIの水準が切り下がるような状況となっている、こうした状況について、原油価格の下落等のファンダメンタルズ要因による一時的な低下との見方もある一方、課題となってきた投資家層の拡がりが依然限定的であるため、恒常的な需給の不均衡が生じているという見方も少なくない、さらに値動きが大きく、投資家の買いが手控えられる中で流動性プレミアムが拡大していることを指摘する意見も聞かれている、との指摘がなされていた。 BEIとはブレーク・イーブン・インフレ率との

    物価連動国債で期待インフレ率が示せない理由 --- 久保田 博幸
  • アゴラ : なぜ薬剤師でなければ医薬品を取り扱ってはいけないのか  井上晃宏(医師、薬剤師)

    私は医師であると同時に薬剤師である。管理薬剤師を3年ばかりやっていたこともある。 ここで述べることは、業界内の人間にとっては、ほとんど常識とも言うべき事柄であるが、マスコミやWebに流れることはない。業界にとって不利な事柄だからである。(テレビ業界にとっての電波利権のようなものだ) 50年前の医薬品は不均一で不安定だった。品質や有効性や真贋を見分ける必要があった。また、薬は、製薬会社から供給される形態のままで患者に使うことができず、エキスを抽出したり、増量剤を混ぜて分包したり、打錠機で錠剤としたり、カプセルに詰めたり、ワセリンに混ぜて軟膏にしたり、溶かして水剤とする必要があった。輸液も、製品の種類が少なく、めんどうな調製を必要とした。そのためには、専門技術者が必要だった。 宮崎駿監督作品「魔女の宅急便」の冒頭で、キキのお母さんがやっている仕事が、かつての薬剤師の仕事だった。薬局は単なる小売

    アゴラ : なぜ薬剤師でなければ医薬品を取り扱ってはいけないのか  井上晃宏(医師、薬剤師)
    nabesems
    nabesems 2010/03/07
    工学部等でも、例えるなら大学1~2年で「そろばん」の使い方を習い、3年で「電卓」の使い方を学ぶ(でも就職先では「エクセル」しか使わね)的な、(あえて)枯れた技術教えるぜムードはあるし、薬学特有の問題か?
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