新型コロナウイルスの感染拡大で今夏に延期された東京オリンピックの国内観客の入場制限について、大会組織委員会は6月に結論を先送りする検討に入った。20日、関係者への取材で明らかになった。今月末に開く予定の組織委、東京都、政府、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)との5者協議で提案する。 3月に受け入れ断念を決めた海外観客に続いて、国内観客の上限数も4月中に判断するとしていたが、感染力が強いとされる変異株による感染再拡大で月内に結論を出すのは難しいと判断した。
3年前に成立した改正公職選挙法をめぐり、参議院法制局が条文の誤りを指摘されながら、2年以上、放置していたことが分かり、20日開かれた参議院議院運営委員会の理事会で与野党から批判が相次ぎました。 20日の参議院議院運営委員会の理事会には、参議院の法制局長が出席し、3年前に成立した改正公職選挙法で、電子メールによる投票の依頼などに関する罰則の記載に誤りがあったと報告しました。 さらに、成立した年の12月に総務省から誤りを指摘されながら、2年以上放置していたことも明らかにし、陳謝しました。 これについて理事会では、与野党から「誤りを把握しながら、長期間報告がなかったことは遺憾だ」という意見や「条文の誤りは看過できない」などの批判が相次ぎ、今後の対応を与野党で協議していくことになりました。 自民党の水落議院運営委員長は記者団に対し「法案を提出し直して審議することになると思う。修正しなければならない
鹿児島県大崎町で1979年に男性の遺体が自宅の牛小屋で見つかった大崎事件で、殺人と死体遺棄罪で服役した原口アヤ子さん(93)が裁判のやり直しを求める第4次再審請求の進行協議が23日、鹿児島地裁である。担当裁判官が4月に代わったことを受け、検察、弁護側の双方がこれまでの主張の要点を説明する。弁護側は自作の再現動画を使い、大崎事件の真相が「殺人なき死体遺棄事件」だったとするアナザーストーリーの立証を試みる。 (編集委員・中島邦之) 確定判決の認定はこうだ。(1)79年10月12日、酒に酔ったアヤ子さんの義弟(被害者)が自宅から約1・5キロの側溝に転落(2)路上に横たわる被害者を隣人2人が軽トラックで連れ帰り、自宅土間に放置(3)その後、土間で被害者を見たアヤ子さんが日頃の恨みから殺意を抱き、夫らと殺害、遺体を牛小屋に埋めた-。土間で被害者を見たことを「犯行の起点」とした。 一方、再審開始を認め
新型コロナウイルスの新規感染者が連日1000人を超え、3度目となる緊急事態宣言が現実味を帯びる大阪。“規制と緩和の反復横跳び”の末に感染拡大が止まらなくなった今、吉村洋文・大阪府知事による見切り発車のコロナ対策の数々に対する批判も多い。 【写真】スーツ姿で飲食店街歩く「見回り隊」。細い路地に3列で、下を向く職員、話し歩きの職員、遠くを見る職員も そんな吉村知事に振り回されているのは大阪だけではない。昨年3月、吉村知事は民放のニュース番組で突然、「大阪と神戸の不要不急の往来を自粛してほしい」と発言した。事前調整のないまま、“狙い撃ち”された格好の兵庫県の井戸敏三知事は、その後の会見で「大阪はいつも大げさ。過剰な発言をして、責任は取らない」と不満をぶちまけた。 昨年12月には、大阪府の医療体制に懸念を抱いた和歌山県の仁坂吉伸知事が県のホームページで「大阪の感染の爆発により、和歌山にも火の粉がど
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く