インターネットの高校野球情報サイトで、今夏の甲子園大会では全力疾走しない選手が目立った、とし、全力疾走しないワースト10の選手を実名で掲載した。ネットでは「高校生の名前を晒して批判するのはいかがなものか」と激しいバッシングが起こり、該当の記事は削除された。 問題の記事が掲載されたのは「高校野球情報.com全国の高校野球情報」内のスポーツライターの田尻賢誉さんが2010年8月21日付けで書いた「検証 甲子園コラム」だ。田尻さんはこの夏の92回選手権大会はレベルが低く、その理由は「全力疾走の意識が欠如している」。打ち損なった時点で凡打と決めつけて走らなかった、などと解説した。 「全力疾走の選手ベスト10」も実名でほめる そして、 「代表にふさわしくないプレーをした代償として走らない選手リストを挙げておく」 とし、一覧表を掲載。凡打の後、一塁ベースまで行かずにベンチに戻った選手を「不走」とし、1