月刊誌発行などで知られる科学・教育関係の非営利団体、米ナショナルジオグラフィック協会はこのほど、インド北東部アルナチャルプラデシュ州の山岳地帯で、わずか約800人の少数民族が話すコロ語と呼ばれる未知の言語を発見したと発表した。 調査チームが同州の少数民族の間で話されているアカ語とミジ語を調査していた際、全く別の言語が話されているのを見つけた。南アジアにはチベット・ビルマ語族に属する約400の言語がある。コロ語もその一種とみられているが、これまで同語族のどの言語にも分類されていないという。 調査によると、コロ語を使う人々は、アカ語を使う人々と一緒に生活しているが、両言語には発音や文法に大きな違いがある。「豚」を意味するアカ語は「ボ」であるのに対し、コロ語では「レレ」。調査チームの言語学者は「コロ語とアカ語の発音には英語と日本語ほどの違いがある」と指摘する。 コロ語を話す大半は20歳以上で人数
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