今日はBoris Berezovsky(ボリス・ベレゾフスキー)のLiszt 超絶技巧練習曲のDVDについて。ラ・ロック・ダンテロン・ピアノ・フェスティバルのシリーズ中の1枚です。 感想はと言うと、よかったですよ。演奏は。彼が以前出した同曲のCDも悪くなかったけど、視覚情報があるとさらにインパクトがあります。良い意味でヴィルトゥオーゾ的と言いましょうか。変に縮こまったところがないです。 問題は映像ですね。より具体的に言うとカメラワーク。 これを撮ったディレクターは、単にコンサートを撮るとうよりは、映像美を追求するというか'art'を志向しているのかもしれませんが、こちらが見たいと思っているところを映してくれません。 極端に言うと顔のアップと鍵盤のアップ(しかも下からの)を交互に切り替えるような感じです。たまに演奏者のお腹のあたりから見たようなショットもあって、「どこから写してるんじゃ」とか