天才と精神障害との間には関連性があるようだ。自身も躁鬱病患者であるという Johns Hopkins 大学医学部 Kay Redfield Jamison 教授によれば、「苦悩する天才」や「マッドサイエンティスト」を裏付ける研究が 20 〜 30 も報告されており、精神分裂症や躁鬱病といった精神病を患う人の多くは、創造性が豊かで知性が高いことが分かっているとのこと (本家 /. 記事、Medical Daily の記事より) 。 特に躁鬱病患者にみられる気分障害と創造性には深い関連性があるとのこと。2010 年に報告された研究によれば、16 歳のスウェーデン人 70 万人を対象に知能テストを行い、10 年間に渡って経過観察を行ったところ、16 歳の時に優秀だった人が躁鬱病になる確率は通常の 4 倍であることが分かったとのこと。 躁鬱病の人は、鬱状態から抜け出す時に特に創造的になる傾向がある