埼玉県飯能市を舞台にしたアニメ「ヤマノススメ」を車体に描いたバスが、同市で運行を始めた。 昨年のテレビ放映後、登場舞台を訪ねる“聖地巡礼”が急増。市は「ファンを呼び込み、活性化につなげたい」とアニメの相乗効果を期待する。 アニメは同市に住む女子高生たちが、登山を通じ友情を深め、成長する姿を描いている。昨年1~3月には東京MXテレビで放映され、作中に登場する天覧山や飯能河原、中心商店街などにはアニメファンの若者が訪れるようになった。 市と地元経済団体で昨春設立した飯能アニメツーリズム実行委員会は「舞台探訪マップ」を作り、「聖地巡礼ツアー」などを企画。昨年8月には車体の一部に登場人物を描いた路線バス1台の運行を始めた。 しかし、この1台はデザインが控えめだったため、「やるなら徹底的に」との要望や意見があり、今回、全面アニメのバス2台を完成させた。いずれも外装は異なるデザインで、車内の天井、座席
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