デブサミ2016登壇資料。サーバ技術の評価軸、HTTP/2、サーバプッシュ、HTTPS化の負荷、Brotli、サーバ内スクリプティングを俯瞰Read less
![HTTPとサーバ技術の最新動向](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/17ce3e062dddbf84bf9345fc6c051e5192c4ca50/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.slidesharecdn.com%2Fss_thumbnails%2Fhttpdevsumi20160219-160219052130-thumbnail.jpg%3Fwidth%3D640%26height%3D640%26fit%3Dbounds)
デブサミ2016登壇資料。サーバ技術の評価軸、HTTP/2、サーバプッシュ、HTTPS化の負荷、Brotli、サーバ内スクリプティングを俯瞰Read less
初めまして、インフラストラクチャ本部の後藤です。普段はChefを用いたサーバの自動構築環境の開発に従事しております。 今回は、近頃若者の間でも話題になっているHTTP2についてお話したいと思います。 2012年の末頃、HTTP1.1のセマンティクスを維持したままパフォーマンスを改善するという目的でHTTP2の仕様策定が開始されました。そんなHTTP2もワーキンググループ・ラストコールに向けて大詰めを迎えています。 現在最新版はdraft12となっており、すでに幾つかの実装が存在しています。HTTP2のwikiで確認できます。例えば、Google ChromeのCanaryビルドやFirefox Nightlyビルド では既にHTTP2が使用可能です。 またサービスとしては、twitter.com が対応しています。 HTTP2の特徴 HTTP2はGoogleの考案したSPDYと言うプロトコ
宣伝 2015/11 追記 ソフトウェアデザイン 11月号に HTTP/2の特集記事を書かせていただきました。より詳しく書きましたので、本記事より参考になるかと思います。 http://www.amazon.co.jp/dp/B01494YKUI HTTP2は2014年4月のWG Last Callに向けて、仕様策定が進められている。 現在も、ロンドンで行われているIETFのミーティングでは熱い議論が行われているところであろう。 (local activityとして日本での活動なども紹介されているようです) HTTP2の仕様を決めているHTTPbisワーキンググループのchairであるMark Nottingham氏が、自身のブログにて「Nine Things to Expect from HTTP/2」という記事が投稿されている。 ここでは、HTTP2が何をもたらすか以下の観点で説明して
はじめに SPDY(スピーディと読みます)は、GoogleがWebの表示を高速化するために開発した、新しいプロトコルです。新しいと言っても、今後普及が見込まれるような新技術ではなく、既に実用化され多くの方が日常的に利用しています。 現在ChromeやFirefox、Operaのブラウザを使われている方は、Googleのサービスやtwitterにアクセスしていると、実は全く気付かないうちに、このプロトコルを利用しています。 SPDYは2010年6月にリリースされたChromeのバージョン6安定版からデフォルトで有効になっており、Chrome利用者はこの新技術を3年以上も利用していることになります。 一般のユーザはSPDYを使っているかどうか、どうしたらわかるのでしょうか? Chromeでは、"SPDY Indicator"という便利な拡張機能を提供しています。また同種のツールは、Firefo
1. SPDYブーム到来 おかげさまで、ここ数日 SPDY が私の周りで非常にブームになってきています。 前回案内したSPDY&WS勉強会は既に200名以上の申し込みがあり、今ではSPDYネタでブログを書くと非常に注目されるうれしい状況です。時代はまさに、 SPDYはハイプサイクルを順調に駆け上がっている 状況だと思います。 図1:2012年のハイプサイクル: 図はガートナー社のプレスリリース http://www.gartner.co.jp/press/html/pr20120906-01.html から引用 SPDYが、まだ黎明期に入ったばかりなのか、それとも既にピーク期に入ったのか、それは歴史が証明してくれるでしょう。 ということで勉強会までSPDY熱が冷めないよう、私もいろんなSPDYネタを出していきたいと思います。 2. GmailがハマったSPDYの落とし穴とは 先日、 Goo
intro 少し経って、去る11月28日に、HTTP プロトコルの次期規格となる HTTP2.0 のドラフト、 draft-ietf-httpbis-http2-00 が、IETF の httpbis ワーキンググループで公開されました。 このドラフトは Google から提案された仕様である SPDY が採用されています。 HTTP1.1 からのアップデート HTTP1.1 の RFC が提出されたのは 1999 年で、 13 年経った今年 2012年8月 に、 HTTP の仕様を議論する httpbis というワーキンググループが、 HTTP1.1 のアップデート版になる仕様、 HTTP2.0 の策定を開始しました。 これは、 HTTP1.1 の仕様策定がある程度落ち着いてきたこと、次期仕様を考える良い時期であること、 そしてなによりも、 Web の使われ方が大きく変わり、 求められて
GoogleがWebページ表示をスピードアップするプロトコル「SPDY」を発表した。テストではページ読み込み速度が最高で64%短縮できたとしている。 米Googleは11月12日、Web高速化を実現するためのアプリケーションレイヤープロトコル「SPDY」(スピーディーと発音する)を発表した。Googleが目指しているWeb高速化の一環で、HTTPをサポートし、Webページ表示の遅延時間を最小限に抑えるという。 SPDYに関するホワイトペーパーによると、同社はSPDYとともに、同プロトコル対応版のGoogle ChromeブラウザとオープンソースのWebサーバも開発した。これらのアプリケーションをHTTPとSPDYで稼働テストしたところ、ページ読み込み時間が最高で64%短縮できたという。 SPDYはセッションレイヤーをSSLの上に追加するので、単一のTCP接続で複数の相互データストリームを並
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