画像説明, シリアで反政府勢力が保持する北西部イドリブ県で、ロシアが主導する空爆により少なくとも11人が死亡したと報じられた シリア北西部で25日、ロシア主導の空爆により少なくとも11人が死亡したという。国連は26日、敵対行為の激化に深い懸念を示した。ロシア主導の空爆により少なくとも11人が死亡したという。
アメリカの政府関係者は1年以上前から、公に問うわけにはいかない問いを密かに自問してきた。それは、ロシアによるウクライナ侵攻の失敗は最終的にウラジミール・プーチン大統領の失脚につながるだろうか、というものだ。 この考えは、週末の混沌とした不可解な数時間の間はそれほど突飛なものとは思われなかった。しかし、エフゲニー・プリゴジン氏の傭兵軍団の反乱による差し迫った脅威が終息したように見えるとはいっても、この短時間に終わった反乱は、プーチンの権力掌握力が20年以上前の就任以来のどの時期よりも弱くなっていることを示唆している。 無防備なプーチンが何をしでかすか予測不能 おそらくウクライナ侵攻の初期以来最も不安定な瞬間であったこの反乱の余波は、アメリカのジョー・バイデン大統領と政策立案者らにチャンスと危機の両方を与えた。折しもウクライナ軍が待望の反転攻勢に出ている中で、ロシア国内の混乱は同国の戦争活動の
ウクライナのマリャル国防次官/Hennadii Minchenko/Ukrinform/Future Publishing/Getty Images/File (CNN) ウクライナ軍は24日、民間軍事会社ワグネルの武装蜂起で混乱するロシアに対し、多方面で同時に反転攻勢をかけた。 マリャル国防次官はSNS「テレグラム」で、東部の部隊が同日、複数の方向に攻撃を仕掛けたと発表。具体的にバフムート、ヤヒドネなど数カ所の名前を挙げた。 マリャル氏は「全方面で前進がある」と述べたが、それ以上の詳細には言及しなかった。 同氏はまた、ウクライナ南部で激しい戦闘が続いているとも報告。ロシア軍は守勢に回り、ウクライナ軍の動きを必死に阻止しようとしていると主張した。
kaz hagiwara(萩原 一彦) @reservologic ワグネルのグループはモスクワから2時間の距離まで到達という記事。現在95%以上のロシア陸軍は東ウクライナに展開しており、モスクワ氏を警備するのは戦闘装備の貧弱な一般の警察と。 twitter.com/visegrad24/sta… 2023-06-25 00:03:53 Visegrád 24 @visegrad24 The Wagner Group is a couple of hours away from Moscow. The city is being defended by police forces and ill-equipped conscript units as 95+ percent of the Russian Army is in Eastern Ukraine. pic.twitter.com
6月24日に反乱を起こしたロシアの民間軍事会社「ワグネル」は首都モスクワまで200kmまで迫った時点で進撃を停止し、撤退して行きました。ワグネルが制圧したロストフ州の南部軍管区司令部など各施設からも撤退が開始されています。 こうしてワグネルとロシア政府は交渉の末に全面衝突を避けましたが、その交渉結果はワグネル側の降伏に近いものでした。責任者のプリゴジン氏はベラルーシに亡命させられ国外追放となります。 責任者プリゴジンの罪は問わないが、ベラルーシに亡命させるワグネル兵士の罪は問わない(衝突で正規軍に死者が出ている)反乱不参加のワグネル兵士で希望者は国防省との契約ができるショイグ国防相などの人事について交渉の題材に上らなかった ※TASS プーチン大統領が6月24日に行った緊急演説での「国家反逆罪として全員処罰する」という方針は全面撤回という形で譲歩したことになりますが、プリゴジン氏は失脚して
ウクライナへの軍事侵攻をめぐり、ロシア国防省と、ロシア軍に協力していた雇い兵組織ワグネルとの確執が高まる中、ロシア当局は23日夜、ワグネル創設者エフゲニー・プリゴジン氏を武装蜂起呼びかけの疑いで捜査していると明らかにした。これに先駆けプリゴジン氏は、ロシア軍がワグネル部隊をミサイル攻撃したと非難。指導部にいる「悪」を阻止しなくてはならないとして、「正義のために行進する」と表明していた。プリゴジン氏がロシア南西部ロストフ・ナ・ドヌで、ロシア軍の南部軍管区司令部に入った様子とされる動画が拡散している。 民間軍事組織ワグネルは、正規のロシア軍と共にウクライナとで戦ってきたが、創設者プリゴジン氏は数カ月前からロシア軍幹部への名指しの非難を激化させていた。
ポーランドのドゥダ大統領は「定期的にウクライナへ妥協を求める国々」に向けて「ロシアとの妥協に領土を譲歩する用意がある指導者はウクライナの代わりに自国領を差し出し、ウクライナがドネツク、ルハンシク、クリミアを取り戻せばい」と主張した。 参考:Дуда запропонував країнам, які закликають Україну до компромісу з РФ, віддати свої території 参考:Дуда – тим, хто закликає Україну до компромісу з РФ: Пропоную віддати власні території 例えば地中海沿岸のような条件の良い領土が手に入るならロシアは満足するだろうロシアはウクライナと和平交渉を再開する条件に「ヘルソン州、ザポリージャ州、ドネツク州、ルハンシク州、クリミアにおけるロシ
Executive Summary 2023年6月、アフリカ連合を筆頭に、アフリカ大陸代表として7ヶ国で構成される代表団が、ウクライナとロシアを訪問。ウクライナ侵略により生じた食糧危機とエネルギー危機でアフリカが苦境に陥っているので、平和を目指す対話路線をプーチンに陳情した。自国の直接的な利害と同時に、アフリカとして主体的にこうした戦争仲裁のような活動を行うのはこれが初めてであり、今後自分たちも国際関係の中で、平和と良好な世界の構築に向けて構築したい、できることがあるならウクライナとロシアとの和平に少しでも貢献していきたい、国連憲章に基づく安定した国際秩序を作りたいという決意を述べ、対話と人道支援を訴えた。 これに対してプーチンは、代表団の話を聞き終える手間すらかけず、自分たちは国連憲章に一切違反しておらず、ウクライナの流血クーデーター政権とその飼い主の西側が悪いのであり、食糧危機は西側の
(CNN) ロシア国防省は、大量の爆薬を搭載した戦車を遠隔操作して、ウクライナの拠点を破壊したと発表した。ロシア軍による新たな戦術とみられる。 国防省はSNSへの投稿で、約3.5トンのTNT火薬と、通常は100キロの爆薬を搭載する爆弾5個を戦車に搭載したと説明した。 国防省の動画には、「ベルナウル」というコールサインの戦車の指揮官が登場し、戦車の準備と攻撃を実行する任務を与えられたと述べた。 指揮官によれば、ウクライナ軍から約300メートル離れた場所で、操縦士が戦車をマニュアルにしてウクライナ側へと向けた。さらに、操縦士は戦車から飛び降り、後方へ移動。指揮官は残って様子を観察し、戦車がウクライナの陣地に近づいた後、無線で爆発させたという。 非常に大きな爆発が発生し、傍受したデータによれば、ウクライナ軍は多大な損失を被ったという。 ドローン(無人機)からの映像によれば、ウクライナの前線の近く
【インサイト】ウクライナの反転攻勢難航の背景分厚いロシアの防御体制 6月初頭に始まったウクライナの反転攻勢は、率直に言って難航していると言えるでしょう。前号でも書いたように、ヴェリカ・ノヴォシルカを発起点とする攻勢が始まったのが今月4日頃。続いてオリヒウを発起点とする攻勢が7日に始まりましたが、これ以降、ウクライナ軍はごく限定的にしか前進できていません。ほぼ2週間かけてロシア側が主抵抗線にするつもりであろう要塞地帯にさえ辿り着けていないというのは、かなりの苦戦であることを意味しています。 その理由はいくつか考えられます。第一に指摘できるのは、今回の反転攻勢が奇襲ではない、という点でしょう。今年初頭以降、ウクライナの反転攻勢がザポリージャ正面を突破してアゾフ海への到達を目指すだろうというのは散々言われてきたわけですが、同じことをロシア軍も予想していたはずです。したがって、この正面は数ヶ月にわ
戦争が続くウクライナ南部ヘルソンで、砲撃により破壊された家屋/Svitlana Horieva/Anadolu Agency/Getty Images (CNN) ウクライナ軍の上級将校は16日、前線付近でCNNのインタビューに応じ、ウクライナ軍が南部と東部で前進を続ける中、ロシアの航空攻撃と砲撃が主な問題になっていることを明らかにした。 独立領土防衛旅団の大隊副指揮官が述べたもので、「ベトナムやアフガニスタンでの場合と同様に、ロシアの航空部隊は波のように押し寄せてくる。彼らは切れ目なく、一日中、ヘリコプターや航空機で活動する」とした。 「全般的に航空支援がひどく不足している」とも述べ、ロシアの火砲により一段と前進が難しくなっている状況だと付け加えた。 ただ、ウクライナ軍はこうした問題への対処方法を見つけつつあるという。 「我々は領土を奪還する。隊列への攻撃はさせない」とこの将校は述べ、「
ロシアのプーチン大統領は、ロシアの戦術核兵器の隣国ベラルーシへの配備について、搬入がすでに始まっていると初めて明らかにしました。年内には配備が完了するという見通しを示し、核による威嚇を強めた形です。 ロシアのプーチン大統領は16日、みずからの出身地でもある第2の都市、サンクトペテルブルクで開かれた国際会議の中で、ロシアの戦術核兵器の隣国ベラルーシへの配備について「最初の戦術核兵器がベラルーシ領内に搬入された」と述べ、戦術核兵器の搬入がすでに始まっていると初めて明らかにしました。 そして、年内には配備が完了するという見通しを示した上で「これは抑止力であり、戦略的にわれわれを打ち負かそうと考える国々がこの事実を忘れないようにするためだ」と述べ、ウクライナが反転攻勢を進める中、軍事支援を続ける欧米に対して核による威嚇を強めた形です。 これに先だってプーチン大統領は6月9日に行った、同盟関係にある
ロシアによる侵攻が続くウクライナは、数カ月前から反転攻勢を開始する準備を進めてきた。ウクライナはついに今週、長く予想されてきた反撃を開始したのだろうか。 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、そう考えているようだ。「ウクライナの反撃が始まったと、我々は断言できる」と、プーチン氏は9日にメッセージアプリ「テレグラム」で公開したビデオインタビューの中で語った。 ウクライナは軍事用語で「形成作戦」と呼ばれる、前線のはるか後方にあるロシア軍の重要な物流拠点を長距離砲やミサイルで攻撃し、本格的な作戦の開始前に自軍に有利な状況をつくる作戦を実施している。そのため、すでに数週間前から、反転攻勢が始まっていたとも言える。
自走榴弾(りゅうだん)砲をロシア軍に向けて発砲するウクライナ兵=5月31日、ウクライナ・ドネツク州/Viacheslav Ratynskyi/Reuters (CNN) ウクライナ軍が同国東部での戦闘で予想を上回るロシア軍の抵抗に遭い、装備と兵士の損失に見舞われていることが分かった。損失はロシア軍の戦線突破を図る最初の攻撃の中で、過去数日のうちに発生した。高位の米当局者2人がCNNに明らかにした。 米当局者1人は、損失を「相当の規模」と説明。米国が供与した耐地雷伏撃防護車両(MRAP)も複数失われたとした。 ウクライナ軍は東部のバフムート周辺で、ロシア軍の複数の部隊を制圧することに成功した。しかし対戦車ミサイルや手榴弾(しゅりゅうだん)、迫撃砲で武装したロシア軍は「強固に抵抗」。深く掘った塹壕(ざんごう)の中で持ちこたえている。地雷原によってウクライナ軍の装甲車両にも大きな損害が出ている。
ウクライナ軍は6日、ロシア軍がザポリージャ原発の冷却水を供給している川の下流にあるダムを破壊したと発表しました。冷却水の取水に影響が出る可能性があります。 ウクライナ軍は6日、ヘルソン州を流れるドニプロ川にあるカホフカ水力発電所のダムをロシア軍が破壊したと発表しました。 ロシア軍の支配下にあるザポリージャ原発はダムの貯水池から冷却水を取水していて、ダムが破壊されれば貯水量が下がり、冷却水が確保できなくなる恐れがあります。 ウクライナ軍は「破壊の規模や水量、洪水の可能性が高い地域は特定されている」と説明していますが、ヘルソン州知事は「5時間後には水位が危険なレベルになる。避難して下さい」と呼び掛けています。 ロシアが実効支配するカホフカ市長は「ダムは砲撃で上部が破壊された」とだけ述べています。 ▶ゼレンスキー大統領 貯水池爆破で緊急安保会議 ザポリージャ原発冷却水取水に影響も ▶ザポリージャ
(CNN) ロシアのウクライナ国境付近ではウクライナ軍に協力するロシア人の軍事組織が攻勢を強め、西部ベルゴロド州では2日以降、少なくとも7人の死亡が報告されている。 ロシア側では、ベルゴロド州のグラトコフ知事がテレグラムを通して、同州ソボレフカ村にロケット弾が18発撃ち込まれ、男性2人と女性1人が死亡したと発表。ガスのパイプラインと送電線も損壊したと述べた。 ソボレフカ村は、ロシア領内でこの2週間に攻撃を受けた場所のうち、国境から最も離れた東方に位置する。ウクライナのロシア支配地域へ向かう鉄道が走っていることから、ロシア軍の補給ルートを狙った攻撃とも考えられる。 グラトコフ知事はまた、ウクライナ国境沿いのマスロバプリスタン村で車に乗っていた女性2人が死亡し、近くの村2カ所でも砲撃でそれぞれ女性1人が死亡したと述べた。 ロシアへの越境攻撃に関与している元ロシア兵らの組織「自由ロシア軍団」の報
1. 戦争の現況と性格 ロシアによる侵略戦争の現況を判断するのは容易ではない。これまでのところ、ウクライナ軍は昨年8-10月に東部・南部で反攻に成功し、ロシア軍は地上戦では押され気味だが、ウクライナの電力施設、民間設備などに対する大規模なミサイル攻撃により打撃を与えてきたからである。ところが、本格的な冬期到来とともに、両軍の兵員と兵器の損耗が著しいことが判明した。 戦死傷者については正確な数字は不明だが、ウクライナ軍12万、ロシア軍20万とも言われ、現場で指揮する士官クラスの不足が顕著だという。ロシア軍は極東の部隊まで投入し、戦車は1950年代製のものまで倉庫から引き出している。また、ドローン不足をイランから、砲弾類の不足を北朝鮮から購入して補充してきた。但し、高度精密兵器の部品は経済制裁の対象なので、中国から第三国の軍需・民需両用製品を購入している。ウクライナ軍は防空ミサイルや火砲・砲弾
(CNN) 中国外務省は6月1日までに、ウクライナ問題の特使として関係国に最近派遣された李輝ユーラシア事務特別代表が、欧州諸国当局者にロシアの現在の一部占領地域の認知に基づく停戦案を示したとの一部米紙の報道に否定的な見解を示した。 この停戦案は米紙ウォールストリート・ジャーナルが報道。中国の外務省報道官は定例会見で同紙の記事への論評を求められ、ウクライナ外相は全ての当事者と接触したと公に表明していると指摘。この中に同紙が伝えたような提案を李氏が提示したことをうかがわせる内容は一切ないと述べた。 その上で中国の立場に触れ、ウクライナ危機に関係する当事者との会談や折衝でより多くの国際社会の意見集約に努めてきたと主張した。 李特使は先月下旬、約2週間の日程でウクライナ、ポーランド、フランス、ドイツ、ベルギー・ブリュッセルにある欧州連合(EU)本部やロシアを歴訪していた。 ウォールストリート・ジャ
ロシアが支配下にあるウクライナ各地から多くの子供を強制的に連れ出して家族と引き離していることが、戦争犯罪の強制移送にあたるとして、国際刑事裁判所は今年3月、ウラジーミル・プーチン大統領らに逮捕状を出した。 親の知らないうちにロシア国境に近い学校へ連れ去られた男の子は、ロシアのウクライナ侵攻を象徴する「Z」のマークがついたロシア兵の服を着せられ、「もうウクライナには何もない。戻ってもしょうがない」などと聞かされていた。 ロシア占領下のヘルソンからロシア運営のサマーキャンプにわずか2週間のつもりで息子を行かせた母親は、それから6カ月も息子に会えず、このままでは息子はロシアの養護施設に入れられてしまうと知らされた。
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