<オゾンホール>今世紀半ばにはなくなる!? 代替フロンは地球温暖化に悪影響 12月29日12時0分配信 毎日新聞 「オゾンホール」とは、南極の空のオゾン層が破壊され、ぽっかりと穴が空いたようになることだ。生き物に有害な紫外線が地球にたくさん届いて、人間の健康を脅かす。このオゾンホールが、今世紀中になくなる見通しという。世界の国々が協力して、オゾン層を破壊する「フロン」を使うのをやめたおかげだ。地球にとってはいいニュースだといえる。 【写真特集】暖かな破局 刻一刻と進む地球温暖化 オゾン層破壊に歯止めをかけられた理由は二つ。フロンに代わる物質が開発されたことと、先進国と途上国が協力し合ったことだ。フロンの代わりとなる代替フロンとして、ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)やハイドロフルオロカーボン(HFC)が登場した。HCFCは1980年代後半から使われ始め、オゾンを壊す力はフロンの