インド南部で、子どものゾウが井戸に落ちているのが見つかり、大勢の人たちが見守るなか、救出作業が行われ、無事に助け出されました。 子どものゾウは、けがをしている様子はありませんでしたが、村の人たちだけで助け出すことができなかったため通報を受けた森林当局が救出作業に当たりました。 重機も出動して行われた救出作業では、井戸の底から地面につながるように斜面がつくられると、子どものゾウは、足元を確かめながらゆっくりと斜面をのぼり無事、井戸から脱出しました。 インドでは、ゾウは、富と繁栄とを象徴する神聖な動物とされているだけに、子どものゾウが地面に姿をあらわすと集まった人たちから大きな歓声が上がっていました。 地元の人によりますと、今回の井戸はふたがなかったということで、子どものゾウは、群れと一緒に移動していた際、誤って落ちたものとみられています。 インドでは、これまでもふたや柵がない井戸などに子ども