人気漫画をインターネット上に無断で公開した海賊版サイト「漫画村」(閉鎖)を巡る著作権法違反事件で、同法違反と組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の罪に問われた元運営者星野路実被告(29)の公判が7日、福岡地裁であり、検察側は懲役4年6月、罰金1千万円、追徴金約6千万円を求刑した。 起訴状によると、2017年5月、集英社の人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」と「キングダム」の画像をサーバーに保存し無断でネット公開。16年12月~17年11月には、漫画村運営で得た広告収入約6200万円を自身が管理する海外口座などに入金させ、犯罪収益を隠したとしている。