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ブックマーク / alma.mtk.nao.ac.jp (4)

  • ニュース - 渦巻き模様が伝える星の最期のメッセージ - アルマ望遠鏡

    台湾中央研究院天文及天文物理研究所(ASIAA)のヒョスン・キム氏をはじめとする国際研究チームは、アルマ望遠鏡による観測で、年老いた星ペガスス座LL星の周囲にガスの渦巻き模様をはっきりと描き出すことに成功しました。この星は連星をなしており、渦巻き模様を解析することで、実際には直接観測することのできない連星系の軌道運動を導き出すことができました。この観測成果は、今週出版された天文学専門誌『ネイチャー・アストロノミー』に掲載され、また同誌3月号の表紙を飾っています。 アルマ望遠鏡が観測したペガスス座LL星のまわりの渦巻 Credit: ALMA(ESO/NAOJ/NRAO), Hyosun Kim et al. 「これほど美しい渦巻き模様が空に浮かんでいるなんて、当にワクワクします。私たちの観測により、形の見事に整った渦巻き模様の構造を明らかにすることができました。そして、この形を説明する理

    ニュース - 渦巻き模様が伝える星の最期のメッセージ - アルマ望遠鏡
  • ニュース - 惑星誕生領域で初めてメタノールを発見 - アルマ望遠鏡

    アルマ望遠鏡を使った観測により、若い星うみへび座TW星を取り巻く円盤に有機分子メタノール(メチルアルコール)が検出されました。惑星の誕生現場であるこうした円盤にメタノールが発見されたのは、今回が初めてのことです。今回の発見は、惑星誕生過程における化学反応や、最終的に生命の誕生にもつながるような化学反応の理解を助けるものといえます。 うみへび座TW星は地球から約170光年の距離にあり、惑星が誕生する円盤(原始惑星系円盤)を持つ星としては最も地球に近い星です。このため、原始惑星系円盤の研究ではよく観測されます(注)。この星は、40億年以上前の太陽系とよく似ているだろうと天文学者は考えています。 オランダ・ライデン大学ライデン天文台のキャサリン・ウォルシュ氏が率いる研究チームは、アルマ望遠鏡による観測から、この星のまわりの原始惑星系円盤で気体状態のメタノールからの電波を検出しました。メタノールは

    ニュース - 惑星誕生領域で初めてメタノールを発見 - アルマ望遠鏡
  • ニュース - 若い宇宙の早熟な銀河:131億年前の銀河に塵を発見 - アルマ望遠鏡

    アルマ望遠鏡と欧州南天天文台VLTの観測により、最も遠方にある銀河のひとつであるA1689-zD1から初めて塵が検出されました。ビッグバン後わずか7億年後の段階で塵が検出されたことは、この短期間に銀河の急速な進化が起きた証です。 コペンハーゲン大学のダラック・ワトソン氏が率いる天文学者のチームは、VLTに取り付けられた観測機器「X-シューター」とアルマ望遠鏡を用いて、これまでに見つかった最も若く、また最も遠い銀河のひとつを観測しました。その結果、この銀河が予想よりはるかに進化の進んだものであることがわかりました。私たちの住む天の川銀河のような非常に成熟した銀河と同じくらいの塵が含まれていたのです。こうした塵は星や惑星の形成、複雑な分子の形成の助けになるため、生命の存在の基礎にもなっています。 彼らが観測のターゲットとしたのは、A1689-zD1と呼ばれる銀河です[1] 。この銀河と地球の間

    ニュース - 若い宇宙の早熟な銀河:131億年前の銀河に塵を発見 - アルマ望遠鏡
    nagaichi
    nagaichi 2015/03/04
    「私たちの発見は、宇宙で星の形成が始まった後わずか5億年以内に、塵の形成が非常に迅速に起こることを示しています」<なんだ、最初期の恒星形成以後なんじゃないか。昨日のAFP記事には騙されたぜ。
  • プレスリリース - アルマ望遠鏡、「視力2000」を達成!— 史上最高解像度で惑星誕生の現場の撮影に成功 - アルマ望遠鏡

    概要 アルマ望遠鏡が、今後天文学の様々な分野において革命をもたらすことを予期させる、画期的な画像の撮影に成功しました。若い星おうし座HL星を取り囲む塵の円盤を「視力2000」に相当する史上最高の解像度で写し出したのです。惑星誕生の現場である塵の円盤がこれほどの高解像度で撮影されたのは、今回が初めてのことです。アルマ望遠鏡によって超高解像度撮影が可能となり、惑星の誕生・成長過程の理解が飛躍的に進むと期待できます。多くの天文学者が抱いてきた長年の夢がついに結実したのです。 アルマ望遠鏡による史上最高解像度の観測 アルマ望遠鏡のように複数のパラボラアンテナを結合させて一つの望遠鏡とする「電波干渉計」では、アンテナの間隔を離せば離すほど解像度(視力)が向上します。2014年10月24日、アルマ望遠鏡は過去最大のアンテナ展開範囲15kmで試験観測を行いました(注1)。観測対象となったのは、おうし座の

    プレスリリース - アルマ望遠鏡、「視力2000」を達成!— 史上最高解像度で惑星誕生の現場の撮影に成功 - アルマ望遠鏡
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