泉屋博古館分館で11月9日から開催されている「金文展」に行ってきた。 僕が見てきたのは、開催前日に行われた「ブロガー内覧会」というもので、ようは記者は先行して見ていいよというヤツである。そういうわけで本来撮影禁止のところ、許可を得て撮影ができたので、ここでレポートしたい。 泉屋博古館分館は、東京メトロ南北線の六本木一丁目駅から一瞬で着く場所にある。 駅周辺にも金文展の宣伝ポスターやのぼりがたくさん貼ってあり、それを辿っていくと着いた。 18時なのでもう暗い。 入ると最初に広いところに出る。 ここにはモニターが設置されており、漢字の歴史を紹介したり金文とはなんぞやというビデオが流れていた。ビデオはあやしげな字源説を紹介したり、大盂鼎を「大孟鼎」と紹介していたり、正直あんまり良い印象はなかった。 展示スペースに入ると青銅器が並んでいた。 各青銅器は器種ごとにまとめられており、おおむね時代順に並