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ブックマーク / adenoi-today.hatenablog.com (8)

  • 「チ。―地球の運動について―」感想。〜歪で不誠実で不愉快なこの傑作漫画について〜 - 銀河孤児亭

    はいどーも あでのい です! いやー、とうとう完結ですよ劇場版Gのレコンギスタ! この人類史上に残る一大事を目前にして、このブログ、直近記事が刃牙シリーズ、麻雀漫画シン・ウルトラマンですよ? 一体何のためのブログだと思ってんすかね当。忘れてる人のために言っときますが、このブログは元々Gレコ感想用ブログです。忘れないように! という訳で今日は漫画『チ。-地球の運動について-』の感想です。 チ。―地球の運動について―(1) (ビッグコミックス) 作者:魚豊 小学館 Amazon この度最終巻の発売に加えてアニメ化も決まったとのことでめでたい限りですね。全8巻できれいにまとまってるのもおすすめしやすいポイントです。 でまあ、なんですけど、今日はちょっとこの大人気漫画の『チ。』を、私の持てる限りの全身全霊をもってして可能な限りボコボコにしてやりたいと思います。 やー、遂に書いちゃったよ作品批判

    「チ。―地球の運動について―」感想。〜歪で不誠実で不愉快なこの傑作漫画について〜 - 銀河孤児亭
  • 「この世界の片隅に」は決して既存の戦争ものやヒロシマものに対するカウンター作品などではない - 銀河孤児亭

    注:以下には漫画「夕凪の街 桜の国」の全編ネタバレが詳細に含まれています たった今、上の文章を「ネタバレ注意とかしゃらくせえんだよ!大体ネタバレ程度で魅力落ちるような軟弱な漫画じゃねえからこれ!ばーかばーか!」とかいう気分でタイプしました。 まあそれは置いといて。 どうも。クラウドファンディングの出資者のくせして未だに「この世界の片隅に」見に行ってないあでのいです。 当は映画見に行ってからこの記事をあげようと思っていたんですが、最寄り映画館での公開が2月以降なのでもう面倒くさくなってあげてしまいます。 別に「西野記事がいつまでもトップにあるのあんまり良くないな」とか思った訳ではありません。 中身は「この世界の片隅に」のムーブメントにかこつけた「夕凪の街 桜の国」のお話ですのでご留意ください。 「この世界の片隅に」について、以下のような内容の感想を度々見かける。 まあ、小声で言いますが、『

    「この世界の片隅に」は決して既存の戦争ものやヒロシマものに対するカウンター作品などではない - 銀河孤児亭
  • シン・ゴジラ感想(ネタバレ極力無し) 昭和29年と2016年の「今この瞬間」 - 銀河孤児亭

    シン・ゴジラ見ましたよ。見てきましたよ。端的に言って最高でしたね。「これを見ないまま死なずにすんで良かった」と言える映画がこれまでの人生で何あったことか。この映画を見ないまま死なずにすんで良かったです。 という訳で以下感想です。ネタバレらしいネタバレはほとんど無いんじゃないかと思います。(ゴジラが東京を火の海にします、なんて情報までネタバレでは流石になかろ そもそも、だ。フィクションの魅力の大部分というのは「文脈」に依存する。作られた時の時代背景、既存のフィクションの文法、先行作品の量と質、視聴する観客の言語圏に文化圏、そして歩んできた人生。 純粋に「予備知識無しで楽しめる作品」なんてのはこの世に存在しない。どんな作品でも必ず楽しむための前提知識が何らか存在している。「予備知識無しで楽しめる作品」と一般に言われる作品はあくまで「必要な予備知識を大多数の人間が知っている作品」でしかない。私

    シン・ゴジラ感想(ネタバレ極力無し) 昭和29年と2016年の「今この瞬間」 - 銀河孤児亭
  • 「ドラゴンボールはフリーザ編で終わってたら名作だった」とかのたまう輩に鉄槌を下しブウ編がいかに最終章として素晴らしいかを力説するための覚え書き - 銀河孤児亭

    (コメ欄等の指摘で「アダルトチルドレン」という単語について完全な勘違いの元に盛大に誤用していたことを教えて頂いたので訂正しました) どうも。ブログでは久方ぶりのあでのいです。ドラゴンボールで何編が一番好きか聞かれたらノータイムでブウ編と即答するあでのいです。 そうブウ編なんですよ。最終章ですよ。ブウ編も好き、ではありません。ブウ編「が」一番好きです。 「○○編で終わってれば名作だった」と言われがちなジャンプ長期連載漫画で最終章を一番好きになってしまうとなかなか肩身が狭い思いをするものですが、ドラゴンボールなんてのはその最たる例の1つでしょう。 日々そんな肩身の狭い思いをしている私ですが、先日こんなニュース記事を見かけましてね。 ついにトリシマ編集長が認めた!「ドラゴンボールはフリーザ編で終わるべきだった」 何たることかと。怒髪天を衝くとはこのことかと。 件の番組そのものに関しては実際に見た

    「ドラゴンボールはフリーザ編で終わってたら名作だった」とかのたまう輩に鉄槌を下しブウ編がいかに最終章として素晴らしいかを力説するための覚え書き - 銀河孤児亭
  • Gレコが失敗した理由と、今後Gレコを46年語り継ぐために - 銀河孤児亭

    まあ何か知らないんだけど、巷ではGレコ失敗してるらしいじゃないっすか富野監督が勘違いして酔っぱらって道を違えたとか言って話題になってるらしいじゃないっすか。 まーなんかあーいうのに突っ掛かるのもファンとしては狭量かなあってのもあるので別にどうこう言う必要も無いんですけど、まあそれは別にしてもこのタイミングで何らか言っておきたい事、ちょっくらちゃんとまとめておいた方が良いなと思ったので、まあ筆が滑るままに適当に書きます。 【Gレコは失敗作か?】 えーとねえ、まず何から話そうかなって考えた時にとりあえずここハッキリさせとこうと思ったのは「Gレコは失敗したのか?」って問題についてで、いやそもそもアニメ作品に失敗成功なんてそんなんハッキリさせれるようなモンじゃねえじゃんってのが正解なんだけど、まあ限定的に失敗成功ラインを定義付けすれば少なくともその範疇では議論できるのでそうやって議論します。すなわ

    Gレコが失敗した理由と、今後Gレコを46年語り継ぐために - 銀河孤児亭
  • ガンダム Gのレコンギスタ 第四話感想その2 富野が全天周モニターを使う理由 - 銀河孤児亭

    という訳でその2。ちょっと見出しに軽く情報入れてみた。 【戦闘の立体感】 今話では立体的空間的な多対多の戦闘シーンが余す所無く描かれる。 戦闘開始直後に、まずは低空から迫るエフラグ一機とカットシー一機を早くも撃破するクリム・ニックのモンテーロに、対してGセルフのベルリは低空の編隊は陽動と看破し上空からの敵を捉える。一方カットシー部隊側のデレンセンは、エフラグの影に隠れてのビームライフルにて海賊側のフライングユニット、フライスコープを撃墜。 初手で名前有りのキャラ3人にそれぞれ見せ場を与えると同時に、空中戦という三次元的な戦場において、3人の位置関係についてあくまで「それぞれの立場から」しっかり説明している。 富野アニメのメカ戦は、こうした空間的な立体性が他のロボットアニメに対して段違いに高い。そしてそれでいて各視点の位置関係に関して、特に混乱せずに見ていられる。 こうした空間的立体性の演出

    ガンダム Gのレコンギスタ 第四話感想その2 富野が全天周モニターを使う理由 - 銀河孤児亭
  • ガンダム Gのレコンギスタ 第四話感想その3 アイーダ姫様の涙の意味 - 銀河孤児亭

    その3。四話はこれで以上。 【話が噛み合ない理由】 キャラクター同士の噛み合わない会話がネットでもかなり話題として取り上げられている。Gレコにおける魅力とも欠点とも言われるいわゆる「富野会話」だが、そうしたチグハグな会話を特に頻繁に繰り返しているのが、我らが主人公ベルリ君だ。今話でも同じようにベルリは何度も噛み合ない会話を見せる。 私自身も2話におけるベルリとアイーダの擦れ違い会話について以前言及したが、それは2人は相手が何の話をしようとしているかを察する事をしないままに会話をしているからだと述べた。では今話ではどうだろうか? ベルリ「この船、衛星軌道まで行って帰ってきたんですよね?」 艦長 「ベルリ君の名字はキャピタルタワーの運行長官と同じだな」 ベルリ「キャピタルタワーのクラウンを3度襲った海賊部隊はこの船から出撃したんですよね?」 艦長 「ウィルミット・ゼナム長官の息子さんか」 以上

    ガンダム Gのレコンギスタ 第四話感想その3 アイーダ姫様の涙の意味 - 銀河孤児亭
  • ガンダム Gのレコンギスタ 第三話感想その2 - 銀河孤児亭

    という訳でその2 【今日も地球は回る】 前回の終わりに、ベルリとアイーダの間には「カーヒルの死」という憎しみの種が蒔かれた。そしてそれはベルリにとっては「初めての人殺し」という苦悩の種でもある。 しかし意外(?)にもそんな不穏な空気は今話ではほとんど引き継がれずに話が進む。ベルリとアイーダは、別にドロドロと憎悪をぶつけ合うような間柄になってない。精々アイーダの方が多少ベルリに当たりが強めな程度だ。 何故そうならずに済んでるかのかと言えば、二人ともそんな事をしてる場合じゃないかれで、周囲が二人でゆっくりと話をさせてなんかくれないからだ。アイーダの方は調査部に連れてかれるし、そうなればベルリも家に帰らなくてはならない。二人だけで二人の間の感情のわだかまりを悠長に話している暇などないのだ。 そしてそれが何故なのかと言えば、結局のところ世の中というのは二人だけで回っちゃいないからなのだ。大佐が席を

    ガンダム Gのレコンギスタ 第三話感想その2 - 銀河孤児亭
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