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ブックマーク / note.com/campintheair (2)

  • 本を読みすぎるとばかになってしまうのではないか|伊藤聡

    読書は人間性を向上させるのかいきなりで申し訳ないのですが、私の悩みを聞いてください。私は、人生でいちばん大事なことは読書だと信じて、いままで生きてきました。とにかくを読むのが好きで、あらゆるものごとの最重要事項として読書を優先してきたのです。自分でも「こんなに必要かね」と思うほど大量のを買い、ひたすら読み続けています。これまで、その選択に迷いや後悔はいっさいなかったのですが、最近になって、この人生は正しかったのかと疑問が生じてきました。というのも、読書をすることで自分自身の人格、人間性が向上したという感覚がまったく得られないためです。 読書には「ためになる」「視野が広がる」というイメージがついてまわります。あたかも、読書をすることで人格が向上するような喧伝をされ、「読書は無条件でよいこと」という言われ方をする傾向があるわけです。こうした言説がさしたる検証もないまま流布した結果、読書には

    本を読みすぎるとばかになってしまうのではないか|伊藤聡
    nagaichi
    nagaichi 2021/09/02
    「ばか」にはならないと思うし、「人格形成を阻害する」とは思わないけど、別に「人間性が向上」したりしないのは確かだな。非コミュを昂進させた一因だろうし。
  • 『竜とそばかすの姫』と、細田監督はダメ出ししてくれるスタッフを雇いましょうの巻|伊藤聡

    ※結末を含む内容について触れていますので、未見の方はご注意ください まず書いておきたいのは、私は今作で主人公役の声優をつとめたミュージシャンの中村佳穂を、デビュー当時から熱心に追いかけてきたファンだということです。彼女が『竜とそばかすの姫』の声優に選ばれたというニュースを知ったのも、渋谷で行われた中村のライブの途中でした。彼女が直接、舞台上から観客に伝え、会場が大きくどよめいたのを記憶しています。作における彼女の声、歌は当にすばらしく、みごとなものです。わけても、冒頭で流れる曲の斬新さにはワクワクされられました。作品全体を同様に絶賛できればどれほど嬉しかっただろうと思うのですが、正直なところ、映画そのものについては落胆してしまいました。「中村佳穂は当にすばらしかった」と強調した上で、作品について考えていきます。第三者の視点の不在『竜とそばかすの姫』を見て最初に感じたのは、細田監督ひと

    『竜とそばかすの姫』と、細田監督はダメ出ししてくれるスタッフを雇いましょうの巻|伊藤聡
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