Javaのデータはビッグエンディアン形式(ネットワークオーダとも呼ばれる)で保存されている。つまり、すべてのデータは最上位ビットから最下位ビットに向けてシーケンシャルに並んでいる。JDK 1.4 以前のJavaでは、リトルエンディアン形式のシステムとの互換性を確保するためには、バイトオーダを反転させる自前のメソッドを定義しなくてはならなかった。特に、ビッグエンディアン形式のマシンとリトルエンディアン形式のマシンが混在するようなネットワーク環境でデータのやり取りを行う場合や、JNIを通じて他のプログラミング言語とやりとりする場合には、バイトオーダに関連した問題を正しく処理することが重要になる。バイトオーダに関する問題を適切に処理しないと、予期せぬプログラムの動作を引き起こしかねない。 違反コード クラス java.io.DataInputStream が定義する読み取りメソッド(readBy

