「約7割の企業が、定型レポーティングにしかデータ活用ツールを使用しておらず、データマイニングまで実現できている企業は3割。その理由は、企業の利用者のスキル不足と、データ処理時間が増加しているため。Hadoopなどの最新技術も使いこなされていないのが実態である。月次よりも鮮度が高い、時間ごと、日次や週次のデータを利用している企業は2割程度に留まっている。データをダイナミックに活用できていないといえる」 同社のエンタープライズ ソリューション営業本部 本部長の藤井一弘氏も以下のように説明している。 「お客様の声を聞くと、売上高を伸ばすために大量のデータ分析を行うことに対する関心が高い。また、センサデータを活用して、次のビジネスや投資にどうつなげていくか、そして、社内にあるデータと外部のデータとどう組み合わせるのかといった点での要望が強い。しかし、自社データの精度が低い、社内にデータ分析の専門家