こんにちは、さんち編集部の庄司賢吾です。 もう2つ寝るといよいよお正月、酉年の幕開けですね。酉は古くから伊勢神宮の神の使いとされていて、また「とりこむ」という意味合いで、たくさんの幸運や福をとりこむという縁起の良い干支でもあるそうです。 そんな酉年に向けて、皆さんもう新年への準備は万端でしょうか。 私事ですが、毎年お正月に家で飾るための「干支の張り子」を集めています。あの独特な質感とカラフルな色合いが可愛く、新年を華やかに彩ってくれるので、気づけば毎年買ってしまっています。来年のために下調べをしていると、酉の張り子を数多くつくっている、とても気になる産地を見つけました。 その名も「宮島張り子」。その可愛らしさに一目惚れし、厳島神社のほど近くの1つの工房だけでつくられているというその張り子を求めて、広島県は宮島を訪ねました。 鳥と暮らす島、宮島 宮島口からフェリーに乗り、肌をなでる海風に吹か