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ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (9)

  • 理想の社会なんて信じるのはやめましょう - Chikirinの日記

    今年は東京でオウムのサリンテロが起こってから 20年目です。 既に記憶がないという人も多いでしょうが、地下鉄サリン事件(私は「地下鉄サリンテロ」って呼ぶべきだと考えています)は、 世界を震撼させた先進国・都市型の無差別テロであり、化学兵器テロでした。 東京のど真ん中で起きた大規模テロということで、世界でも大々的に報道されたのです。 私はあの朝いつものように、半分眠ったまま地下鉄に乗っていたのですが、降りようとした霞ヶ関駅で突然「駅に汚物が撒かれたため、停まらず通過します」という車内アナウンスが流れました。 「まじ!? 遅刻するじゃん!? 誰よ? 朝から汚物撒いたの?」などとブツクサ言いながら次の駅で降りたところ、 地上には多くの救急車と消防車が集まっており、その騒然とした雰囲気に一気に目が覚めました。 10分早起きしていたら、私も被害者のひとりだったのかもしれません。 ★★★ 既に忘れてい

    理想の社会なんて信じるのはやめましょう - Chikirinの日記
    nagayama
    nagayama 2015/01/24
  • 「生産性の概念の欠如」がたぶんもっとも深刻 - Chikirinの日記

    長く働いていた外資系(アメリカ系)の会社を辞めてほぼ3年。まったく英語を使わなくなった。 「日って、今でもこんなに英語が不要な社会だったんだ」とは驚いたけど、それはそれで「まあ、いいんじゃないの」と思ってます。 だって今どき母語だけで暮らしていけるなんて、すごく恵まれた国だってことだから。 「英語が話せない人と、まともな仕事につけませんよ」みたいな小国と比べて、平和で呑気でいい感じ。 なんだけど、ここ3年、どっぷり日社会に浸ってみて感じるもうひとつ別の欠如については、「これはちょっと深刻な問題だしょう」と思えます。 それは・・・「生産性の概念の欠如」 日って「生産性」という概念があるのは、工場の中だけなんじゃないの? それ以外のところ、たとえばメディアや公的部門、さらには民間企業のホワイトカラー(管理)部門から営業まで、 「この人たち、もしかして生産性っていう概念を全く持たずに働いて

    「生産性の概念の欠如」がたぶんもっとも深刻 - Chikirinの日記
  • はてな訪問 - Chikirinの日記

    はてな”に遊びに行ってきました。“はてな”というのは、私がこの「Chikirinの日記」を書くのに使っているブログサービスを運営している会社です。 下記がこのサイトのURLですが、hatena って文字が入ってますよね。この会社です。 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/ はてなは京都で創業され、今も社は京都なのですが、最近、東京でもオフィスを(再)オープンされたということで、遊びに行っていきました。南青山のこじんまりしたビルの3Fにあります。 入り口には、見慣れたマークが! はてなオフィスの内装はナチュラル&シンプル系です。そういえば先月はmixiを訪問し、先々月はGoogleランチを頂いてきたのですが、オフィスデザインにはそれぞれ個性があって興味深いですね。 このロゴの下に受付電話があったので、「あのー、ちきりんと申します。近藤社長とお約束をいただいてる

    はてな訪問 - Chikirinの日記
    nagayama
    nagayama 2013/01/16
  • 「ちょこっと稼ぐ」の復活 - Chikirinの日記

    就職できないで自殺する人までいるらしいけど、そこまでいかなくても就職できるかどうかが大きなストレスになっている大学生はたくさんいるでしょう。 そもそも「雇ってもらえなければ、人生終わり」みたいなコンセプトはおかしいとは思うけど、そうなってきたのは、「何やってもべていける」という感じがなくなってきたからかも。 昔は自分で何かやって「ちょこっと稼ぐ」というのが、もっと身近だったんじゃないかと思う。 たとえば弁当を作ってランチタイムのオフィス街で売るとか、手作りアクセサリーや、自分で書いたイラスト、写真なんかを観光客の多い街で道に拡げて売るとかね。 発展途上国にいけば、そういうのいろいろあるよね。 磨きの少年とか、交差点で止まった車に新聞やペットボトルを売る子供達。観光客の多い広場でパントマイムや蛇使いのショーを見せたり。 路地裏には屋台のうどん屋や丼屋がひしめき、寺院の周りには花や線香、お

    「ちょこっと稼ぐ」の復活 - Chikirinの日記
  • 編集後記 「日本の地方と若者の政治参加を考える」 - Chikirinの日記

    5月後半より全9回に渡ってお送りしてきた、新宮市議 並河哲次氏インタビューはいかがだったでしょうか。 いつものエントリとは異なるスタイルでしたが、期間中の合計PV(82万PV←炎上しない分、やや少なめ)やTwitterでの反応を見る限り、おおむね好評だったように思います。 「ちきりん」は今、ふたつのモノをもっています。ひとつが文章力。もうひとつが二方向へのアクセス(読者へのアクセスと、取材対象者へのアクセス)です。 このふたつを利用して何がやりたいかな?と考えた時、「違う生き方をしている人を記録し、ネット上に残していく」のはいいかもね、と思えました。 並河さんは、大学卒業後“人と違う決断”をして、自分で選んだ道を行こうとしています。でも、そのことを広くいろんな人に伝えることは、彼にとって得意なことでも時間を使うべきことでもありません。だったら「ちきりん」がその部分を担当するのは、いい組み合

    編集後記 「日本の地方と若者の政治参加を考える」 - Chikirinの日記
    nagayama
    nagayama 2012/06/11
  • 連載07) 社会を変えたいなら、自分が違う生き方を選ぶこと - Chikirinの日記

    <日の地方と若者の政治参加を考える特別連作エントリ> を再開します。バックナンバーは下記です。 連載01)  新宮市に行ってきた! 連載02)   並河哲次 新宮市議 26才 連載03)   新人議員、大災害の衝撃! 連載04)   非常時対応とは? 復興とは? 連載05)   “ワンパターンの地方再生策”を脱するには? 連載06)   新卒就活カードを敢えて捨てた理由 引き続き、並河氏にお話を伺っています。「社会を変える」ためには何が必要なのか、並河氏の最後の言葉が心に響きました。 ★★★ ちきりん「若い人の政治参画を促すには何が必要なのでしょう?」 並河氏「やろうと思えば選挙や政治を通して自分達で現状を変えていけるという感覚を得ることが大事だと思います。」 ちきりん「そういえば学校って、学級委員長や生徒会長の選挙をやりますよね。あれが無意味というか寧ろ有害なのは、選ばれた人が何も変え

    連載07) 社会を変えたいなら、自分が違う生き方を選ぶこと - Chikirinの日記
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    nagayama 2012/06/05
  • 連載03) 新人議員、大災害の衝撃! - Chikirinの日記

    <日の地方と若者の政治参加を考える特別連作エントリ> 連載初回) 新宮市に行ってきた! 連載02)   並河哲次 新宮市議 26才 今回より、並河哲次氏とのインタビューをトピック毎に再構成してお送りします。(並河氏の発言についてはご人のご確認を頂いての掲載です。) ★★★ ちきりん「新宮市の市議になって1年ですが、どんな1年でしたか?」 並河氏「台風被害に尽きますね。2011年9月、超大型の台風12号が停滞して5日間くらい大量の雨が降り、河川氾濫、土砂崩れで、死者13名・行方不明者1名を含む大きな被害がでました。 市内はもちろん、全国からボランティアや物資、義援金など様々な形で助けていただきました。今も支援してくださっている方々も多く、心からお礼を言いたいと思います。 議員になって5ヶ月くらいで、まだ助走期間だったのですが、災害で一気に自分がやるべきことが見えたし、行政の機能や政治につ

    連載03) 新人議員、大災害の衝撃! - Chikirinの日記
    nagayama
    nagayama 2012/05/25
  • 連載02)並河哲次 新宮市議 26才 - Chikirinの日記

    先日の、新シリーズ開始!)新宮市に行ってきた! に続き、「日の地方と若者の政治参加を考える特別連作エントリ」の2回目は、新宮市の市議会議員である並河哲次氏の紹介です。 並河氏は、1985年、大阪箕面市で両親とも公務員という家庭に生まれ、現在26歳。子供の頃は、夏休みの宿題を、初日にスケジュールを立てた上で、7月中に終わらせるまじめな子供だったとのこと。 写真:並河哲次さん(取材日にちきりん撮影) 小学校の頃から昆虫が好きで、中学生の時、「近所の水路にいるカニが、工事のため水路に流れ込んだセメントのせいで死んでしまう!」と騒いで市役所に駆けつけたり、自宅の建替えで裏庭のクヌギ林がなくなるからと植木鉢に木を育てたり、小さな頃から「環境」に関心があったようです。 中学校卒業時には、園芸や環境について学ぶ専門学校への進学も考えますが、親や先生に反対され、北野高校という大阪の公立進学校に進みます。

    連載02)並河哲次 新宮市議 26才 - Chikirinの日記
    nagayama
    nagayama 2012/05/23
  • 2011-09-27

    欧米(特にアメリカ)の入学試験や、外資系企業の面接で常に聞かれるのが、「あなたのリーダーシップ体験について話してください」という質問です。 大学の入試エッセイでも書かされるし、大学や企業の面接では、過去にどんな場面でどうリーダーシップを発揮したか、事細かに聞かれます。 もちろん入社してからも、リーダーシップは主要な評価項目のひとつとなっています。 ところが日ではリーダーシップについて問われる機会はごく限定的。中には「今まで、一度も問われたことがない」という人さえいます。 なので、その概念自体あまりよく理解されていません。 たとえば私が日人からよく受ける質問は、「欧米ではなぜ全員にリーダーシップを求めるのか?」というものです。 質問の意図は、「リーダーシップという、組織を率いるごく少数のトップ人材だけが持っていればいいものを、なぜ欧米の大学や企業は全員に求めるのか?」とか、 「 10人の

    2011-09-27
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