用兵の裏側を詮索したくなる試合があった。 5月15日の広島戦だ。DeNAの6-5で迎えた九回裏。中畑監督は、絶対的な信頼を置かれるようになったルーキー守護神の山崎康ではなく、中継ぎ左腕の田中に抑えのマウンドを託した。開幕から24試合に投げている山崎康は、この時点で7試合連続登板。登板過多、蓄積疲労が心配され始めた中で、DeNAベンチはストッパー温存を決断したわけである。 私なら山崎康を使っただろう。セーブがつく場面の1イニング限定という起用法さえ守れば、連投にはさほど気を使わなくていい。3点差以内で勝ち続けることは不可能なのだから、長いシーズンではそのうちイヤでもマウンドに立てない展開が続くことも出てくる。だったら、使えるうちに使う、と私は考える。 とはいえ、DeNAにとってその日は、4連勝と日本一になった98年以来となる2ケタ貯金がかかった試合。どうしたって前のめりになるところで、ベンチ
都構想が否決された橋下大阪市長は午後11時過ぎから記者会見に応じたが、リーガロイヤルホテルの会見場は意気消沈した記者であふれていた。 NHKが反対派の勝利を報じた瞬間にはどよめきが起きて、「なんで、こんな僅差なのに打てるんだ?」という声も出た。そんな中で始まった記者会見…
籾井勝人会長の私用ハイヤー問題や「ヤラセ報道」でテンヤワンヤのNHKに“新たな衝撃”が走っている。NHKが千葉・松戸市在住の男性(66)に対して受信料約18万円の支払いを求めた裁判で「完敗」したのである。 判決が出たのは15日の松戸簡裁(江上宗晴裁判官)。裁判で、NHK… この記事は有料会員限定です。 日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。 (残り754文字/全文894文字) ログインして読む 初回登録は初月110円でお試し頂けます。
官邸からの圧力があった――「報道ステーション」のコメンテーターだった古賀茂明氏に“番組降板”の真相をバクロされたテレビ朝日は、いまだに混乱が続いている。「報道ステーション」の打ち切り説も流れている。 圧力をかけたと名指しされた菅義偉官房長官は「まったくの事実無根」と否定しているが、すでに昨年末、安倍自民党が「報道ステーション」に“圧力文書”を送りつけていたことが分かった。この文書にテレビ朝日は震え上がったという。本紙はそのペーパーを独自入手した。 文書が送りつけられたのは、2014年11月26日。11月21日に衆院を解散した直後だった。自民党の福井照報道局長の名前で、「報道ステーション」の担当プロデューサーに送られている。 文書は、〈11月24日付「報道ステーション」放送に次のとおり要請いたします〉というタイトルがつけられ、〈アベノミクスの効果が、大企業や富裕層のみに及び、それ以外の国民に
イスラム国を「テロリスト」と名指しし、「罪を償わせる」と厳しい言葉で非難――。後藤さんの殺害映像が公開された直後、安倍首相が記者団に発表した勇ましいメッセージは、安倍首相が自ら加筆したものだった。 2日の日経新聞によると、安倍首相は声明発表の30分前、隣接する首相公邸か… この記事は有料会員限定です。 日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。 (残り335文字/全文475文字) ログインして読む 初回登録は初月110円でお試し頂けます。
今月11日投開票の佐賀県知事選がガ然、面白くなってきた。当初は自公が推薦する前武雄市長の樋渡啓祐氏(45)の圧勝とみられていたが、「年末には対抗馬の元総務省官僚、山口祥義氏(49)との差が数ポイントになり、完全に尻に火がついている」(地元の選挙関係者)といわれている。 … この記事は有料会員限定です。 日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。 (残り809文字/全文949文字) ログインして読む 初回登録は初月110円でお試し頂けます。
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